日本国内のみならず、長年にわたって世界を舞台に多くのファンを魅了してきたフィギュアスケーターの羽生結弦さん。
世界で最も知名度の高い日本人のフィギュアスケーターと言っても過言ではないほど、世界中のファンから愛されていますよね。
日本屈指の名手として名を馳せている羽生結弦さんですが、2022年7月には競技会を引退し、プロアスリートへの転向を発表。
そして2023年8月4日には自身のSNS上で突如結婚を発表し、話題を集めました。
【2023年11月17日新着】
羽生結弦さんは結婚わずか3ケ月あまりで離婚した事を発表しました。
羽生結弦さんの魅力といえば、礼儀正しく、謙虚な人柄ですよね。
そんな羽生結弦さんが、どのような家庭環境で育ってきたのか気になりませんか?
そこでこの記事では、
・羽生結弦の家族構成について
・両親はどんなお仕事をされている?
・姉はどんな人?
・家族のサポートで勝ち取った金メダル
などについて、まとめてみました。
羽生結弦の家族構成
羽生結弦さんの家族構成は、父親と母親、そして姉の4人家族です。
・父
・母
・姉(4歳年上)
・羽生結弦
かなりしっかりとされている印象がありますが、実は末っ子なんですよね。
羽生結弦さんが末っ子だったのは意外だね。
それでは早速、羽生結弦さんのご家族についてそれぞれ詳しく深掘りして紹介していきます。
父親は中学校の校長
父親の名前は、羽生秀利(はにゅう ひでとし)さんです。
年齢などの情報は明かされていない為、判明しませんでした。
羽生秀利さんはずっと教員をされており、現在は地元である宮城県利府町立利府西中学校の校長をされています。
小学生の頃に野球をしていたエピソードがある羽生結弦さんですが、父親の羽生秀利さんも教員時代に野球部の顧問もしていたことがありました。
羽生結弦さんが野球が好きなことで有名ですが、それはまさに父親譲りだったんですね。
そんな羽生秀利さんは、練習に没頭する羽生結弦さんを静かに応援していましたが、常々
どれだけフィギュアの練習が大変でも、勉強はしっかりやりなさい。
一流の選手になる前に、一流の社会人にならないとダメ。
と話しては、文武両道の大切さを説いていました。
教員らしいお言葉ですね。
教員や野球部の顧問として、忙しい毎日を過ごしていた羽生秀利さん。
ですが羽生結弦さんが練習で帰りが深夜などになった時は必ず車で送り迎えをしていました。
多くは語らない父親でしたが、きっと息子の夢を誰よりも応援し、全力で支えていたのでしょうね。
そして、羽生結弦さんも羽生秀利さんのその気持ちを真っ直ぐに受け取っていました。
結果として、父親の教えのとおり文武両道を実現させ、フィギュアスケートと両立しながら早稲田大学を卒業しています。
羽生結弦さんのインタビュー時などの受け答えなどで感じられる礼儀正しさからも、父親である羽生秀利さんの真面目な人柄が伺えますね。
母親はどんな人?
母親の名前は、羽生由美(はにゅう ゆみ)さんです。
調べてみたものの羽生秀利さん同様に情報が少なく、年齢などの詳細は公開されていませんでした。
羽生由美さんは羽生結弦さんが子供の頃、フィギュアスケートを習わせるためにパートを掛け持ちし、日々節約して家計を支えていました。
驚くことに大会などで着用していた衣装も、母親である羽生由美さんの手作りでした。
フィギュアスケートの衣装を手作りするのには、並大抵の労力ではなかったことでしょう。
また、羽生結弦さんが拠点をカナダに移した時には、羽生由美さんも同行して現地での生活をサポートしました。
まさに専属マネージャーみたいな働きぶりだね。
そんな羽生由美さんの、子供への愛情の深さが現れたエピソードがあります。
それはまだ羽生結弦さんが9歳の時、今後フィギュアスケートを続けさせるべきか否かで家族会議がおこなわれた際のことでした。
フィギュアスケートはレッスン費などが非常に高額で、経済的にかなりの負担を強いられる習い事です。
あまり裕福ではなかった家計を案じ、父親の羽生秀利さんは続けることに反対しました。
ですがそんな羽生秀利さんに対し、
いずれ世界で活躍する子だから、絶対に辞めさせるべきではない
と羽生由美さんは大反発しました。
例え自分の時間を削れても、息子にフィギュアスケートを続けてほしい。
そんな母親の想いの強さが伝わってくるエピソードですよね。
その後は皆さんのご存知のとおり、まさに「世界の羽生結弦」になったので、羽生由美さんは幼少期からその才能を見出していたのかもしれません。
現在は専業主婦として、引き続きサポートを続けています。
姉はアイスリンク仙台の職員
4歳年上の姉、羽生沙耶(はにゅう さや)さんは、2015年にアイスリンク仙台の職員をされていることが週刊誌の報道で明らかになりました。
アイスリンク仙台とは、旧コナミスポーツクラブ泉という名前だった施設で、かつて羽生結弦さんが通い詰めていた練習場です。
実は羽生沙耶さんも幼少期からフィギュアスケートを習っており、2人でアイスリンク仙台に通っては練習に明け暮れる日々を過ごしていました。
その実力は確かだったようで、羽生結弦さんがフィギュアスケートを始めたのも姉の姿を見て影響を受けたからです。
ですが既述したようにフィギュアスケートは高額な習い事で、故に2人を同時に通わすと非常に経済的な負担が大きくなります。
そのことを知ってか、羽生沙耶さんは大学受験を機に競技を辞める決断を下しました。
自身が選手として高みを目指すのを諦め、弟のサポートに徹することを決めました。
実力があっただけに、葛藤もあったんだろうなぁ
ただ、その後の情報は殆どなく、一部のファンの間では大学には進学していないのでは?といった声も上がっています。
金銭的負担を考慮して夢を諦めた羽生沙耶さんだけに、もしかしたら高卒で就職したのかもしれません。
今はアイスリンク仙台の職員をされているようですが、かなりの実力者だっただけにもしかしたら子供への指導などをされている可能性も十分ありえますね。
自身の夢を諦めたからと言って関係が悪化したわけではなく、むしろ羽生結弦さんは時々羽生沙耶さんからアドバイスを貰っていることも明かしていました。
かつて切磋琢磨した者同士、今は良き理解者としてサポートしています。
羽生結弦の金メダルは家族のサポート
2018年に開催された平昌五輪で、見事2大会連続で金メダルを獲得した羽生結弦さんですが、大会後には「家族のサポートのおかげ」と話しています。
2014年のソチ五輪で見事金メダルを獲得したものの、その後羽生結弦さんは度々アクシデントに見舞われることになりました。
相次ぐ不慮の負傷に、世間が抱く2連覇への期待から生まれる重圧、金メダルを獲得したことで羽生結弦さんはこれまでにないプレッシャーに晒されるようになりました。
ですがそんな羽生結弦さんを側で支え、誰よりもサポートしていたのが家族でした。
母である羽生由美さんは、コンディションを気にかけて食生活を徹底的に管理するだけではなく、時には報道陣の心ない質問を制止するなど、徹底的に羽生結弦さんに付き添ってきました。
羽生秀利さんや羽生沙耶さんも母同様、家族一体となって五輪2連覇に向けた万全のサポートを体制を作り、羽生結弦さんの活動を支援しています。
そういった一番身近な親族の理解とサポートがあったからこそ、羽生結弦さんは2連覇を成し遂げられたと話しており、
優勝後はホテルで母親に金メダルをかけてあげました
と感謝の意を述べたことを報道陣に明かしていまた。
家族からの愛情をしっかりと受け取っているからこその行動ですよね。
素晴らしい家族の関係性だね
世界で活躍する羽生結弦さんの原動力は、まさに羽生一家の熱いサポートだと言っても過言ではないでしょう。
まとめ
・羽生結弦の家族構成は4人
・父は宮城県の中学校の校長で、母は現在専業主婦
・姉はアイスリンク仙台に務めており、過去にはフィギュアスケートをしていた
・五輪2連覇の裏には家族の全面的なサポートがあった。
この記事では羽生結弦さんの家族に関する情報をまとめてみましたが、いかがでしたか?
世界中のファンを魅了する滑りをこれまでに何度も見せてきた羽生結弦さんですが、その裏側には、家族の手厚いサポートがあったことが分かったかと思います。
仕事後でも夜の遅い時間まで送迎した父の羽生秀利さん、誰より側に寄り添って支え続けてきた母羽生由美さん、そして自身の夢を諦めてまでサポートに徹した姉の羽生沙耶さんは、まさに家族全員が勝ち取った金メダルと言えるのではないでしょうか?
そしてその家族のサポートに感謝の意を忘れず、結果で恩返しをする羽生結弦さんもめちゃくちゃカッコいいですよね。
羽生結弦選手の今後の活躍に、期待しましょう。