鎌田大地の移籍先6候補と解説!最有力候補はレアル・ソシエダ!プレーの特徴と強みや凄さも!

鎌田大地選手は、ドイツの1部リーグのフランクフルトで絶対的な主力として活躍する日本代表選手です。

2022年にはヨーロッパリーグでチーム最多の5得点を記録して、優勝に貢献しました。

カタールW杯にも日本代表の一員として出場し、ドイツやスペインなどの強豪国相手に名勝負を演じました。

そんな鎌田大地選手ですが、所属しているフランクフルトとの契約が2023年の7月で終了しています。

契約満了に従い、ヨーロッパ中のビッグクラブの間で争奪戦が勃発しています。

【8/20新着情報】
ラツィオ(セリアA)への移籍が決定しました。

そこでこの記事では、

・鎌田大地がラツィオ(セリアA)に移籍した理由
・鎌田大地の移籍先候補
・鎌田大地の移籍期限はいつ?
・鎌田大地の特徴と強み
・鎌田大地の凄さって何?

これらについて、ご紹介します。

目次

最新 鎌田大地の移籍先はラツィオ(セリエA)

鎌田大地選手は夏にフランクフルト(ブンデスリーガ)を退団し、新天地にラツィオ(セリエA)を選びました。

移籍後初めてのクラブのインタビューでは加入の理由について…

・チャンピオンズリーグ以上のチームに移籍するというのが第一条件だった
・会長をはじめ、監督からすごい熱意を感じた
・このチームなら、一から成長できると思ったし、より良い選手になれる!という可能性がたくさんあると思った

この様に話しています。

いろいろな憶測が飛び交い、長く時間がかかっていましたが、自分が納得できるチームに移籍できる事になり、ホッとしたファンも多い事でしょう。

デビュー戦では開幕前最後のテストマッチのラティーナ戦で、いきなりのゴール!で周りからの期待が高まっていますね。

最近はセリエAに日本人選手があまり所属していませんし、今シーズンに限っては今の所、鎌田大地選手だけですので、活躍してセリエAの良さやラツィオの良さを日本のサッカーファンに広めていって欲しいです。

鎌田大地の移籍先6候補

現時点で鎌田大地選手はフランクフルトとの契約期間を終えており、新天地として移籍の噂が報道されているのはスペインのレアル・ソシエダです。

引用 : Twitter

2017年にサガン鳥栖からフランクフルトへと完全移籍を果たした鎌田大地選手は、2020年に一度契約を延長して2023年6月まで期間を伸ばしました。

ですが、2023年1月に鎌田大地選手が2度目の契約延長オファーを拒否したことで、争奪戦が勃発しています。

ヨーロッパ中の名門クラブが、鎌田大地選手の獲得に名乗りを挙げました。

これまでに移籍報道があった主なクラブは、

・レアル・ソシエダ(スペイン)
・ACミラン(イタリア)
・ローマ(イタリア)
・ドルトムント(ドイツ)
・トッテナム(イングランド)
・ニューカッスル(イングランド)

上記の6つになります。

次からは各クラブへの移籍報道の真相と、現状を細かく説明していきますね。

現時点で最有力候補のレアル・ソシエダ

2023年7月21日現在、最も鎌田大地選手の獲得に接近しているとの報道があるのは、スペインのレアル・ソシエダです。

引用 : Twitter

レアル・ソシエダには昨季から久保建英選手も加入していますが、実は鎌田大地選手と久保建英選手の代理人が同一人物なんです!

うま

代理人が同じなら可能性は高そう…

既にレアル・ソシエダ側とは契約寸前まで話が進んでおり、スペイン大手のスポーツ紙「マルカ」は、

契約はほぼ成立している。カマダは4年契約を受け入れるであろう。

と報道しました。

加えて、「余程のサプライズがない限りこの契約は成立する」と、鎌田大地選手のスペイン移籍を力強く予想しています。

更に現地時間7月20日の報道で、レアル・ソシエダの主力選手であるスペイン代表のダビド・シルバ選手が練習中に前十字靭帯を損傷と発表しました。

前十字靭帯損傷とは?

膝を支える靭帯の怪我
一度損傷すると自然回復はせず、原則的に手術療法でしか競技復帰はできないと言われている。
日本では宮市亮選手などがこの怪我に苦しめられた。

前十字靭帯損傷は最低でも復帰まで8ヶ月は掛かると言われる大怪我で、負傷具合では最悪1年丸々棒に振る可能性もあります。

そんなダビド・シルバ選手の長期離脱を受けて、レアル・ソシエダ側は同じポジションである鎌田大地選手の獲得が更に急務になったと言えるでしょう。

契約寸前で白紙になったACミラン

ACミランへの移籍は早い段階から取り沙汰されており、移籍秒読み?とまで言われていましたが、直前になって鎌田大地選手の獲得を熱望していた幹部のマルディーニ氏がクラブを退団した事により、移籍は白紙になりました。

引用 : Twitter

レアル・ソシエダへの移籍報道が報じられる前に、鎌田大地選手の新天地の最有力候補として報じられていたのはイタリアの名門、ACミランです。

ACミランへの移籍は早い段階から取り沙汰されており、一部のメディアの間では移籍秒読みとまで報道していました。

ですが、契約確実と思われた直前で状況が急変しました。

鎌田大地選手を高く評価し、獲得を熱望していた幹部のマルディーニ氏がクラブを退団したことで、一度移籍は白紙になったとのことです。

その間にACミランはスペインのビジャレアル所属のナイジェリア代表チュクウェゼ選手の獲得に名乗りを挙げました。

既にACミランはEU圏外の選手を一人獲得しており、チュクウェゼ選手がACミランに加入した為、EU圏外の選手枠は埋まり、選手登録の問題で鎌田大地選手は加入することができなくなりました。

くま

イタリアでは1年間でEU圏外枠の選手を2人までしか獲得できないんです。

また、ACミランの新監督に就任したピオーリ監督の戦術に鎌田大地選手はマッチしないとの見方も相まって、風向きが大きく変わってしまいました。

マルディーニ氏の退団以降、交渉は再開されず、ACミラン行きは事実上消滅しました。

ACミラン

かつて本田圭佑選手が所属していたクラブ。
本田圭佑選手はACミランでアジア人初の背番号10を着用して、3年半プレーした。

双方の要求が一致せず破談となったローマ

イタリア方面ではACミラン以外にも、名将モウリーニョ氏率いるローマが鎌田大地選手の獲得に名乗りを上げていました。

引用 : Twitter

ただ、鎌田大地選手が希望しているチャンピオンズリーグ出場権をローマは持っていません。

いぬ

鎌田大地選手はチャンピオンズリーグでのプレーを熱望している

更にローマ側も鎌田大地選手を現所属のディバラとペレグリーニの控え選手として獲得したいと目論んでおり、鎌田大地選手は主力としてプレーできないことに難色を示していました。

ACミランが獲得レースから手を引いた直後、ローマ入りの噂も囁かれましたが、結局両者の要求は一致しませんでした。

2023年7月中旬には、ローマの地元紙が、

既にローマはカマダへの興味を失っている

と報道したこともあり、ローマは既に争奪戦から手を引いたと思われます。

ローマ側も鎌田大地選手の獲得は最重要事項ではなく、守備的なMFの獲得が急務だったとの噂も。

双方の要求が噛み合わず、移籍は実現しなかったようですね。

ドイツの強豪ドルトムント

フランクフルトからの契約延長オファーを拒否したとの報道後、いち早く鎌田大地選手の獲得に動いたのは同じドイツの強豪、ドルトムント。

引用 : Twitter

2023年2月中旬には、「5年契約でドルトムント加入濃厚」とも報じられました。

うさぎ

ドルトムントは過去に香川真司選手もプレーしてたクラブだね

しかし、移籍秒読みとの報道後、数週間に渡って交渉は進展せず、そのまま消滅。

その主な理由としてメディアは、

鎌田大地選手がドイツ以外のクラブでのプレーを希望したため

と報じています。

鎌田大地選手は特にスペインへの移籍を熱望しており、それを理由にドルトムント移籍を断ったとも報道されました。

トッテナム、ニューカッスルなどのイングランド勢

鎌田大地選手のACミランへの移籍が破談したと報道があった直後、イングランドの数クラブが関心を寄せているとの噂が流れ始めました。

具体的なクラブとして報じられたのはトッテナムとニューカッスル。

ただ、この噂は鎌田大地選手の代理人側から売り込みがあったという報道で、直接オファーがあったかどうか定かではありません。

現に本命クラブとの契約金を少しでも上げるためにリークされた、フェイクニュースだといった見方もされています。

そういった理由から、トッテナムとニューカッスルへの移籍は非常に信憑性が低く、現に具体的な移籍話は報道されていません。

あくまで「クラブが関心を持っている」程度の話で、現時点では鎌田大地選手の移籍先として有力な候補とは言えないでしょう。

鎌田大地の移籍期限はいつまで?

結論から述べると、鎌田大地選手に移籍期限はなく、いつでも好きな時に移籍が可能です。

引用 : Twitter

主なヨーロッパのサッカーリーグは、夏の移籍期間を9月1日の0時までと定めていますが、これはあくまでチーム間の移籍の話です。

フランクフルトとの契約を満了し、無所属になった鎌田大地選手はフリー移籍になるため、この移籍期限の縛りを受けることはありません。

こあら

無所属の選手が夏以降にチームと契約するケースは少なくないよね

ただシーズンは8月から開幕し、開幕前には殆どのクラブがキャンプを終えてチーム編成を固めてしまいます。

そんな中キャンプや練習に参加していなかった選手の加入は難しく、チームの戦術に適応するにも当然時間が必要です

選手側としては、シーズン開幕後の移籍はメリットよりデメリットの方が多くなってしまうんですよね。

鎌田大地選手の代理人も積極的に各国のクラブと交渉の場を設けている様子から、少しでも早く移籍先を決めたいと考えている様子が伺えます。

無所属期間が長くなればコンディションも低下するだけに、シーズン開幕後の移籍はあまり現実的ではないでしょう。

鎌田大地の強みと特徴

鎌田大地選手の強みや特徴は、試合を決定付けるプレーの精度の高さです。

引用 : Twitter

ヨーロッパ各国の強豪クラブが鎌田大地選手の争奪戦を繰り広げていますが、鎌田大地選手は特に点に繋がるプレーの精度が高く、チームを勝利に導くプレーをできるのが最大の強みですね。

鎌田大地選手の主なポジションはトップ下でチームの司令塔の役割を担っています。

他にもサイドハーフや最前線で得点を決めるFW、チームのバランスを取るボランチなどでもプレーできるオールマイティ性を兼ね備えているのも特徴ですね。

決してスピードに優れているわけではありませんが、鎌田大地選手のテクニックは非常に高く、簡単にはボールを奪われません。

視野の広さや正確なパスの技術、そして自ら得点を決める決定力など、得点に絡むプレーの精度が異様に高いのが最も注目すべき点です。

ボールをキープする技術、そして自ら相手を交わしてボールを運ぶドリブルも優れており、攻撃的なポジションの選手として基礎能力が全体的に高い選手といえるでしょう。

下記の動画は2022/23シーズンの鎌田大地選手のプレー集になります。

派手な足技などはないものの、難しいプレーをいとも簡単にこなしていますよね。

鎌田大地選手の移籍金は2023年7月現在で42億円相当とも言われており、その金額からも選手としての価値の高さが伺えるかと思います。

本来なら42億円の移籍金が発生する鎌田大地選手が、この夏は契約満了に従い移籍金なしで他のチームへと移籍することができます。

非常に価値の高い選手が移籍金なしで獲得できるだけに、ヨーロッパ各国の強豪クラブが争奪戦を繰り広げています。

移籍金の仕組みとは?

所属チームとの契約が残っている選手を獲得する場合、他チームは所属元に移籍金を払う義務が発生する。移籍金はチームとの残り契約日数、選手の年俸、怪我やコンディションによって変動

鎌田大地の凄さ

鎌田大地選手の強みや特徴は既述しましたが、特筆すべき点は高水準なプレーを複数のポジションでやってのけてしまう点です。

引用 : サッカーダイジェスト

実力がある選手でも、自分のメインポジションではない位置で起用されると、本来の実力を思うように発揮できないといったことはサッカー界でよくある話ですよね。

ですが鎌田大地選手は、攻撃的なポジションであればどのポジションで起用されても、そのクオリティを落とすことなくプレーすることができます。

1番の適正ポジションはトップ下と言われていますが、サイドやFW、中盤の底のボランチでも鎌田大地選手は持ち前の実力をいかんなく発揮することができるんです。

FWで起用されれば、ずば抜けたセンスと嗅覚で抜群の決定力を誇り、点取り屋に豹変します。

ボランチで起用されたら、ビルドアップを助けるパサーとしてチームを後方から支える黒子に徹することもできます

そういった鎌田大地選手の器用さは非常にチームにとって大きな力になっており、日本代表ではボランチ、トップ下、そしてFWなど3つのポジションを兼任していました。

シーズン中は選手の負傷や出場停止、コンディションの低下など、様々な事情でチーム状況は目まぐるしく変化していきます。

そういった中、鎌田大地選手のように複数のポジションを高水準でこなすことができる選手は非常に重宝されますよね。

複数のポジションをつつがなくこなせるのも、鎌田大地選手の凄さと言えるでしょう。

まとめ

この記事では、鎌田大地選手の最新移籍先候補やプレーの特徴、凄さの理由などをまとめましたがいかがでしたでしょうか?

ここまで紹介してきた事柄をまとめると、

・ラツィオ(セリエA)への移籍が決定いたしました。
・鎌田大地選手の移籍候補は、レアル・ソシエダ・ACミラン・ローマ・ドルトムント・トッテナム・ニューカッスルの6チーム(7/24時点、ACミランの可能性は消滅)
・あらたな移籍先にイタリア1部ジェノアが浮上(7/31時点)
・鎌田大地選手の移籍先最有力候補はスペインのレアル・ソシエダ?
・9月以降も移籍は可能だが現実的ではない
・ゴールに直結するプレーの精度の高さが持ち味
・複数のポジションを高水準でこなすことができる

サガン鳥栖でプロデビューした時から、とてつもない才能の持ち主だと注目されていた鎌田大地選手は、ドイツとベルギーでのプレーを経て、カタールW杯では日本代表の主力として4試合に出場しました。

W杯でのプレーは不本意だったと話す鎌田大地選手は、更なる高みを目指して今夏に新天地を模索しています。

次から次にヨーロッパの名門クラブの名前が移籍先として取り沙汰されるだけに、サッカーファンとしては鎌田大地選手がどこに移籍するのかワクワクしますよね。

ヨーロッパ各国のクラブはもう間もなく、新たなシーズンに向けたキャンプに向かいます。

ヨーロッパ中を圧巻した日本の天才司令塔がどこへ向かうのか、注目でしたが、移籍が決まって良かったです♪

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