メジャーリーグの第一線で活躍し、週刊MVPに選ばれた大谷翔平選手ですが、アスリートとして欠かせないのが、栄養面と食事面です。
大谷翔平選手には心強いサポートをしてくれる方達がいますが、今回は大谷翔平さんの食事のサポートしている管理栄養士の大前恵さんや、食事に関する事についてまとめていきたいと思います。
そこでこの記事では…
・大谷翔平の食事サポート(管理栄養士)は大前恵
・大谷翔平の食事は1日6回〜7回
・大谷翔平の食事メニューはどんな内容?
・大前恵が担当したスポーツ選手にはどんな人がいる?
・大前恵の担当したスポーツチームはどこ?
これらの事についてまとめていきたいと思います。
大谷翔平さんの食事管理が気になっていらっしゃる方や、管理栄養士である大前恵さんについて詳しく知りたい方は必見です。
大谷翔平の食事サポート(管理栄養士)は大前恵
まずは、大谷翔平さんの食事管理をしている大前恵さんとはどういった方なのか?プロフィールをまとめてみましたのでご覧ください。
名前:大前 恵(おおまえ けい)
生年月日:1968年1月生まれ
年齢:55歳(2023年6月時点)
出身校:淑徳与野高校/大妻女子大学家政学部(食物学科)
結婚:既婚
大前恵さんは、大妻女子大学在学中に管理栄養士の資格を取得しており、多数のアスリートを食事面でサポートしてこられた方です。
次に大学を卒業してからの経歴を簡単にまとめました。
・大妻女子大学卒業後、広告会社へ就職
・結婚して主婦
・1999年 株式会社明治に再就職
・スポーツ栄養マーケティング部所属
大前恵さんは、広告会社へ就職してから3年後に結婚され、結婚を機に広告会社を退職しました。
その後主婦を経て、明治に勤務の知人から声をかけられた事により、管理栄養士として株式会社明治に再就職しています。
それからは、アスリートを中心に栄養面、食事面のサポートを行い、商品開発にも携わっています。
ザバスの開発にも携わっているのかもね。
大谷翔平の食事は1日6回〜7回
大谷翔平さんの1日の食事回数は6回~7回と言われています。
食べすぎじゃないのかなぁ…
成人男性の一般的な1日のカロリー摂取量は、2200キロカロリーと言われていますが、大谷選手は1日に4000~4500キロカロリー摂取を目安にしており、タンパク質に関しては、1回の食事で60g摂る様、心がけています。
しかも大谷翔平さんは、大前恵さんの指導により高タンパク低カロリーの食事を意識していますので、低カロリーの食材で4000キロカロリー以上を摂取するとなると、食べる量は相当なものになります。
そういった理由から、一般人の様に3食では4000キロカロリーに満たない為、1日に6~7回食事をされるのでしょう。
大谷翔平の食事メニュー
大谷翔平さんは、タンパク質を中心とした食事を心がけています。
大前恵さんは、五大栄養素であるタンパク質(鶏肉や魚など)、脂質(牛肉や豚肉など)、炭水化物(白米など)、ビタミン(果物など)、ミネラル(乳製品や海藻)を取り入れ、フルコース型の食事を摂る様、指導しています。
玉子にもタンパク質を多く含んでいますが、大谷翔平さんは大前恵さんに、玉子のたんぱく質と乳製品に含まれるカゼインとの違いを確認したり、とタンパク質は特に重要視しており、タンパク質を中心とした食事をされています。
大前恵さんの話によると、大谷選手は基本的な事ではなく、主に専門的な質問を大前恵さんにしており、意識の高さが感じられますね。
以前の試合前は…
ご飯大盛り | ゆでたまご5~6個 | ブロッコリー | サラダ | 塩だけのパスタ |
この様なメニューで、一体何をおかずにご飯を食べているのか?と周りの人がビックリしていた事もあります。
大谷翔平さんは、シーズン中であればクラブハウスで出される食事を食べていますが、シーズンオフの間は、大前恵さんに簡単に作れるものを教わり、日々自炊を心がけています。
ある日の食事の様子を見ていただけるとわかるかと思いますが、
引用:中日スポーツ
非常にバランスのいい食事を摂ってています。
美味しそうだな~♪
メジャー入りする前は、寮での食事にトンカツを出された時には、衣を剥がして食べていたといったエピソードは有名な話ですね。
大前さんの指導により、高タンパク低カロリーのものを選んで食べる様にも心がけているので、鶏胸肉やササミ等を中心にしているのかもしれません。
大前恵の担当したスポーツ選手
主にサポートしてきた選手
・上原 浩治(プロ野球)
・鈴木 誠也(プロ野球)
・内川 聖一(プロ野球)
・和田 毅(プロ野球)
大谷翔平さん以外にも、これらの方々のサポートをしてこられました。
上原浩治のサポート
引用:日刊ゲンダイ
上原浩治投手は活躍しているにも関わらず、ケガに悩まされる事も多かった為、大前恵さんは4年もの間食事の大切さを伝える為、手紙を送り続けていましたが、返事が来る事はありませんでした。
そして4年目にやっと返事が来て、その後は読売ジャイアンツ時代からメジャー入りして引退するまでサポートを続けていらっしゃいました。
おそらく上原投手は半信半疑で大前恵さんに返事を送ったのだと思います。しかし真剣に選手の事を考え、アドバイスしてくださる大前恵さんに信頼を置くようになり、引退するまで健康管理をお任せしたのでしょう。
鈴木誠也のサポート
大前恵さんは、鈴木誠也さんの食事のサポートも行っています。
引用:日刊ゲンダイ
大前恵さんは、大リーグのカブスで活躍している鈴木誠也さんを、広島カープ時代からサポートしていらっしゃり、
鈴木誠也さんが広島カープからカブスに移籍した際には、大前恵さんも渡米し、現地での食生活を確認する等、熱意をもってサポートしています。
初めは栄養面での理解が薄かった鈴木誠也さんですが、大前さんが栄養サポートを始めてからは、みるみる内に体系が変わっていきました。
本人も自覚があったのでしょう。その後は大前恵さんから教わった事をメモして、常に持ち歩き、行き着けの定食屋へまで持参しています。
内川聖一のサポート
内川聖一さんも大前恵さんのサポートを受けています。
引用:パリーグ.com
内川聖一さんの横浜ベイスターズ時代は、新人プログラムの一環で、食事面のサポートは後輩が行っていました。
その頃、内川聖一さんはまだ新人でしたが、徐々に活躍していき、ソフトバンクホークスに移籍後は、明治とサポート契約を結んだ為、担当したのが大前恵さんでした。
大前恵さんの話によると、内川聖一さんの奥様は非常に食事に対しての意識が高い方で、内川選手がケガによる戦線離脱を余儀なくされた際も、
ケガを早く治すにはどの様な食事にするべきか?また疲れやすい時はどの様な食事にするべきか?
等と密に連絡を取っていました。
大前恵さんと奥様の二人三脚でサポートしてきたからこその活躍だと感銘いたします。
和田毅のサポート
食事面にストイックな和田毅さんも、大前恵さんのサポートを受けています。
引用:日刊ゲンダイ
和田毅さんは、選手としてはかなり高年齢であるにも関わらず、現役選手として続けていけるのは、食事面にかなりストイックである事が理由ではないでしょうか?
大前恵さんが和田投手のサポートをする事になったのは、アテネオリンピックの後からですので、15年以上のお付き合いになります。
和田投手は、大前恵さんの指導の元、プロテインの使い分けも行っており、運動後は吸収の速いホエイを摂取しており、寝る前はゆっくりと吸収するソイやミルクを摂取する等、栄養管理にはかなり高い意識を持っていらっしゃいます。
大前恵の担当したスポーツチーム
大前恵さんは、数々のスポーツチームと契約しています。
引用:スポニチ
主にサポートしてきたチーム
・楽天ゴールデンイーグルス(野球)
・侍ジャパン(野球)
・ヴィッセル神戸(サッカー)
・火の鳥NIPPON(全日本女子バレー)
・バスケットボール日本代表(男子・女子)
大前恵さんと、サポートしてきたチーム内の選手達とは大会後も交流があり、担当の栄養士ではなくとも、気軽に相談できる関係を築いてきていらっしゃいます。
そんな心強い方がいらっしゃると、今後の飛躍にもつながり、双方にとって喜ばしいことですね。
まとめ
・管理栄養士の大前恵は、大谷翔平が日ハム時代から食事のサポートをしている
・大谷翔平は高たんぱく低カロリーの食材で1日4000キロカロリー以上摂取する為、食事は1日6~7回
・大前恵がサポートした選手は、上原浩治・鈴木誠也・内川聖一・和田毅
・大前恵がサポートしたチームは、楽天イーグルス・侍ジャパン・ヴィッセル神戸・火の鳥NIPPON・バスケ日本代表(男子・女子)
管理栄養士の大前恵さんと大谷翔平さんの食事についてまとめていきましたが、いかがでしたでしょうか?
食事に気を使っていらっしゃる方、またプロテインを飲んで筋肉増強に取り組んでいらっしゃる方にも参考になりましたでしょうか?
ダイエットの為に食事の量を減らしている方や、ただ何となく良さそうだからとプロテインを飲んでいらっしゃる方は、一度その意味や成分についても考えてみようかな、と思っていただけると幸いです。