常廣羽也斗(青山学院)の中学や高校時代と経歴!読み方などWikiプロフ!成績や球種は?【ドラフト2023】

現在、東京都渋谷区に所在する青山学院大学でプレーしている常廣羽也斗(つねひろ はやと)選手は、2023年夏に開催された日米大学野球選手権には侍ジャパンのメンバーとして参加し、投手として素晴らしいピッチングを披露してくれました。

その活躍もあってか、常廣羽也斗選手は今年のドラフトNo1候補として非常に注目を集めている選手の1人です。

【2023年10月26日新着情報】
広島と楽天から1位指名を受けた常廣選手ですが、広島東洋カープの新井貴浩監督が見事交渉権を獲得しました。

プロ入り後はどのような選手に成長するのか、とても楽しみですよね。

そんな今後の日本野球界を背負って立つと言われる常廣羽也斗選手について、この記事では

・学歴や経歴などのWikiプロフィール
・これまでの成績
・投手としての球種は何がある?

上記の事柄について、まとめました。

今大学野球で最も注目されていると言っても過言ではない常廣羽也斗選手について、この記事を読めば詳しく知ることができますよ。

目次

常廣羽也斗(青山学院)のWikiプロフィール

まず初めに、今回ご紹介する常廣羽也斗選手の基本情報をまとめたWikiプロフィールをご確認ください。

引用 : 青山学院大学野球部公式サイト

常廣羽也斗選手のWikiプロフィール
名前:常廣 羽也斗(つねひろ はやと)
・出身:大分県
・生年月日:2001年9月18日
・年齢:21歳(2023年9月現在)
・身長:180センチ
・体重:73キロ
・ポジション:投手
・所属:青山学院大学

いぬ

名前は「つねひろ はやと」って読むんだね

現在青山学院大学の4年生である常廣羽也斗選手は、来年の春に大学卒業を控えています。

2年生頃から徐々に登板回数を増やし、以降そのポテンシャルの高さを証明してきた常廣羽也斗選手には以前から多くの球団が目を付けています。

大学入学時に、「プロになるために(青学)を選んだ」と宣言していただけに、本人もプロ入りを熱望しています。

2023年の10月26日に開催されるドラフト会議では、広島カープ以外にも他の球団からの指名も殺到するのではないでしょうか?

常廣羽也斗の学歴&経歴

常廣羽也斗選手のこれまでの経歴、出身校は以下のとおりです。

引用:BaseballKing

2017年15歳】
大分市立南大分中学校卒業

【2020年18歳
大分舞鶴高等学校卒業

【2020年18歳
青山学院大学入学
※2024年3月卒業予定

出身中学

常廣羽也斗選手の出身中学校は大分市立南大分中学校です。

引用 : Wikipedia

・学校情報
所在地:大分県大分市二又町1丁目4
出身著名者:さくらいゆり(元タレント)、平川雄一郎(映画監督)

小学3年生の時に豊府少年野球団で野球を始めた常廣羽也斗選手は、中学校は地元の大分市立南大分中学校に進学しました。

ただ、豊歩少年野球団を卒団後が南大分中学校の野球部ではなく、リトルリーグの大分シニアに所属。

大分シニアは2023年で創立26周年を迎える長い歴史を持つクラブで、楽天の江川侑斗選手、オリックスの佐野皓大選手、元巨人の田中太一選手などを輩出しています。

野球の指導だけではなく、人格育成にも力を入れていることで評判のクラブですね。

大分シニアで常廣羽也斗選手は、中学3年間野球に明け暮れる日々を過ごしました。

中学時代のエピソード

大分シニアで野球に没頭していた常廣羽也斗選手ですが、意外にも当時は明確にプロ野球選手になる未来を描いてはいなかったと明かしています。

なので野球に打ち込む一方で、勉強を疎かにすることもなく、南大分中学校ではかなり勉強が出来た方だと言われています。

その証拠に、後述しますが野球推薦ではなく一般推薦で県内屈指の進学校に進学いたしました。

野球を高校で続けるかどうかではなく、将来の大学進学まで見据えて、進学率の良い高校を選んだとも語っています。

うま

中学生でそこまで考えられるのは凄い…

野球だけではなく、文武両道を実行していた話からも、常廣羽也斗選手の真面目な性格が伺えますね。

出身高校

南大分中学校を卒業後、常廣羽也斗選手は大分県立大分舞鶴高等学校に進学しました。

引用 : Wikipedia

・学校情報
所在地:大分県大分市今津留1丁目19−1

偏差値:68
出身著名者:工藤三郎(アナウンサー)、えとう窓口(お笑い芸人)

既述したように、常廣羽也斗選手は野球推薦ではなく一般推薦で大分舞鶴高等学校に入学しています。

偏差値68の高校は推薦といえどもかなり難しいので、常廣羽也斗選手は中学校時代にかなり勉強を頑張っていたことが分かりますね。

うさぎ

勉強だけではなく素行も良かったんだろうなぁ

大分舞鶴高等学校は全国でも有数のラグビー強豪校として知られており、過去に多くのプロ選手が在籍していました。

また偏差値に比例して、大分舞鶴高等学校は全国でもトップクラスの国公立大学への現役合格率を誇っています。

うま

まさに文武両道の学校と言えるね。

ただ、大分舞鶴高等学校は野球部がそこまで強いわけでもなく、現に当校出身のプロ野球選手はこれまでに1人もいません。

なのでもし常廣羽也斗選手がプロ野球選手になれば、記念すべき大分舞鶴高等学校出身のプロ野球選手第一号になるかもしれませんね。

高校時代のエピソード

大分舞鶴高等学校に在学していた時、常廣羽也斗選手は残念ながら一度も甲子園には出場していません。

常広羽也斗選手は一年生の頃からメンバーに入っており、一年時の県大会準決勝・明豊高戦では4番手の投手として登板していました。

ただ、高校3年間での最高成績は大分県内ベスト4で、それ以上には勝ち進んでいません。

また後輩の木村駿太郎選手(現:九州産業大学)を筆頭に、当時の大分舞鶴高等学校の投手は非常に強力な選手が揃っていました。

そのハイレベルな投手陣の中で常廣羽也斗選手はズバ抜けた選手ではなく、目立った活躍ができないまま引退しています。

ですが、当時の状況について常廣羽也斗選手は

競争相手がいたことで、切磋琢磨することができた

と非常に前向きに振り返っていました。

くま

めちゃくちゃポジティブな考え方だね。

活躍できなくても腐らずに積み重ねた大分舞鶴高校時代があったからこそ、進学先の青山学院大で才能が開花したのかもしれませんね。

常廣羽也斗の成績

常廣羽也斗選手の青山学院大学での成績は以下のとおりです。

引用 : 週刊ベースボールオンライン

Vリーグ2023年大会:優勝
全日本大学野球選手権2023年大会:優勝
日米大学野球選手権:優勝
通算24試合出場:5勝1敗 防御力1.62

青山学院大学で本格的に試合に絡み始めたのは2年生の頃で、当初は主に救援としての役割を担っていました。

その後は3年生の秋頃から抑えの投手に回るようになり、4年生に進学した春からは本格的な先発投手に抜擢されています。

2023年春には33年ぶりのVリーグ優勝に大きく貢献すると、続く全日本大学野球選手権でも青山学院大学を18年ぶりの優勝に導くピッチングを見せました。

その活躍が評価され、全日本大学野球選手権ではMVPと最優秀投手を受賞しています。

うま

連続優勝はすごいね。

4年生時の活躍で大学野球界で一気に名を挙げた常廣羽也斗選手は、その後日米大学野球選手権に出場する侍ジャパンのメンバーにも選出されましたね。

抑えと先発の投手として全5試合中3試合に出場し、侍ジャパンの2大会連続20度目の優勝を経験しました。

くま

さすが4年生になってから優勝の連続だね。

大分舞鶴高校時代は決して有名な選手ではなく、青山学院大学には野球推薦ではない指定校推薦で進学しました。

けれどその選手が今こうして大学野球界で話題を掻っ攫うほどの選手に成長したのは、紛れもなく本人の努力があったからです。

大学野球で飛躍的に能力が伸びる選手はあまり多くはないと聞きますが、常廣羽也斗選手の成長ぶりは燻っている選手たちに勇気を与える前例にもなりますよね。

中学校時代から文武両道を実行してきた真面目さも、常廣羽也斗選手の大きな成長を助けた要因の一つと言えるでしょう。

常廣羽也斗の球種

常廣羽也斗選手の得意な球種は主に、スライダー、チェンジアップ、スプリットの3種類です。

引用 : gooニュース

それぞれ球速はスライダーが120キロ台、チェンジアップが110から120キロ、スプリットは120キロ台と言われており、鋭く曲がる球種が特徴的な投手ですね。

コツコツと真面目に練習に取り組む姿勢が球速にも現れており、ストレートの球速は現在150キロを超えです。

実は青山学院大入学時は142キロだっただけに、実に10キロ近くも球速を上げることに成功しています。

うま

高校3年間でも球速が14キロアップしたみたいだね。

常廣羽也斗選手の実際のピッチングを見た各球団のスカウトは、

どの球も一級品、変化球で三振が取れる。柔らかさも兼ね備えた素晴らしい投手
(日ハムGM:稲葉篤紀氏)

間違いなくドラフト上位候補です。直球や変化球のキレがいい。楽天岸投手みたいな選手
(日ハムスカウト部長:大渕氏)

アベレージで144は出てて、先発として(プロでも)十分に通用しそう。スピードはまだまだ伸び代を感じる
(ヤクルトGM:小川氏)

と絶賛のコメントを残しています。

投手として基礎能力が全体的に高い評価ですが、多くのスカウトが挙げているように未だ未完成で伸び代を感じさせるポテンシャルも大勢のスカウトを引き付ける魅力の一つです。

まとめ

広島と楽天から1位指名を受け、抽選の結果、広島東洋カープの新井貴浩監督が見事交渉権を獲得しました。

引用:Full Count

・広島東洋カープがドラフト1位指名を公表し、見事交渉権を獲得
・大分県出身の青山学院大の先発投手
・大学4年生になり3度の優勝を経験
・スライダー、チェンジアップ、スプリットが売りの投手

この記事では、大学野球界屈指の投手である常広羽也斗選手についてまとめましたが、いかがでしたでしょうか?

大分舞鶴高校時代は甲子園にも出ておらず、常廣羽也斗選手は決して有名な投手ではありませんでした。

ただそれでもコツコツとトレーニングを重ね、長年の努力がまさに実を結ぶ形となり、ドラフト最本命と言われるほどの投手に成長しています。

真面目で努力家の部分も、非常に好感が持てて応援したくなりますよね。

今後広島との交渉後、入団してプロキャリアを始めるのではないでしょうか?

これからが楽しみです…

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