大相撲東の関脇(2023年名古屋場所時点)である豊昇龍関が名古屋場所で見事優勝を果たしました。
相撲歴がまだ浅いにも関わらず異例のスピードで昇格しており、優勝した事により日本中が歓喜に包まれていますね。
また豊昇龍関は、68代横綱の朝青龍さんの甥だという事でも大きな話題を集めています。
もしかして親族の多くが相撲をやっている?格闘家一族?等とご家族についても注目していきたいと思います。
そこでこの記事では…
●豊昇龍と朝青龍の関係性
●豊昇龍の家族構成
●豊昇龍には格闘一家の血が流れている?
等について記載していきます。
今まで相撲にあまり関心がなかった方もこれから横綱になっていくであろう豊昇龍関について知っていただき、是非応援していただける様まとめていきますので、楽しんでご一読くださいませ♪
朝青龍との関係は叔父と甥っ子の関係
68代横綱の朝青龍関は豊昇龍関の父親の弟で、叔父にあたります。
引用:スポニチ
写真左:豊昇龍 写真:朝青龍
豊昇龍関にとって朝青龍関は子供の頃からの憧れの人で、同じとまではいかないにしろ近づきたいと常に思っている存在です。
朝青龍関の全盛期はモンゴルの英雄として、
絶大なる人気を誇っていましたね。
名古屋場所で優勝インタビューを受けた際「この嬉しさを誰に伝えたい?」といった質問に対し、
最初に親方!
次に叔父(朝青龍)さん!
と語っていましたね。
ご両親よりも先に朝青龍さんにお伝えしたいとは、よほどの想いがあったのでしょう。
豊昇龍と朝青龍のエピソード1
豊昇龍関が名古屋場所で優勝した際は「叔父である元横綱の朝青龍さんがテレビ電話で祝福」していました。
引用:東スポ
写真左:豊昇龍 写真:八角理事長
その時、朝青龍さんに「よくやった!」と褒めてもらえた事にとても感激していました。
また朝青龍さんも、甥の活躍に感激し、泣いていました…
叔父さんが泣いてる姿を、初めて見た…
本当に嬉しかった。
と明かしていましたが、朝青龍さん(叔父)に近づけましたか?といった質問に対して、
少しは近づけたと思いますが、比べられる様な次元の人ではない。
叔父さんの優勝25回を超える…とか超えたいとかは考えていない。
と叔父である朝青龍さんの偉大さに恐縮していました。
なんだか謙虚で素敵な方ですね♪
しかし朝青龍さんは豊昇龍関への激励メッセージに「25+1」と添えており、自身の25回優勝を超えて欲しい。といった想いが込められていました。
朝青龍さんも粋な事しますね~♪
叔父と甥、とても素敵な関係である事がうかがえます。
豊昇龍と朝青龍のエピソード2
豊昇龍関にとって叔父の朝青龍さんは、とても偉大な人でありとても怖い叔父だと話していました。
引用:NHKスポーツ
モンゴルは相撲大国でもありますが、豊昇龍関はモンゴルで相撲ではなく11歳の時からレスリングをされており、日本体育大学柏高校からスカウトを受けて留学を決めました。
その時に朝青龍さんからは相撲かレスリングか聞かれ、当時相撲をする気は全くなかった為、レスリングで留学しました。
アスリートコースに進学した豊昇龍関は、留学した直後の大相撲夏場所を観戦し、それまでは相撲は絶対にやらない、と思ってましたが、体格の小さい日馬富士の相撲に感動し、自身も相撲がやりたいと思う様になりました。
相撲をやりたい!と思った豊昇龍関は、まず朝青龍さんに相談しましたが、
凄く怒られました!怖かったです。
と当時の事を語っていました。
朝青龍さんが怒った理由は、
といった想いがあったのではないでしょうか?
しかし豊昇龍関の熱意が伝わってか、最終的には相撲への道を認めてくれた為にレスリング部を辞め、相撲部に入りました。
これは筆者の見解ですが、モンゴルで英雄とまで言われた朝青龍さんが力士としてあまりにも偉大すぎた為、相撲をする事に躊躇し、初めはレスリングを選んだのではないでしょうか?
豊昇龍の家族構成
豊昇龍関は両親と兄弟との5人家族です。
引用:Twitter
写真右下:豊昇龍
家族構成
●父:ドルゴルスレン・スガラグチャー
●母:ナルマンダフ
●兄:名前不明
●弟:名前不明
上記のお写真は、以前朝青龍さんが豊昇龍三家族と一緒に食事をした時の様子をTwitterに投稿していたものです。
朝青龍さんは、「豊昇龍関は兄の子供」だとSNSでも公言しています。
ご親族皆様仲良しなんですね♪
豊昇龍の父親は警察官
豊昇龍関のお父親であるドルゴルスレン・スガラグチャーさんは警察官です。
引用:旅食雑記帳
豊昇龍の父親
●名前:ドルゴルスレン・スガラグチャー
●次弟:ドルゴルスレン・スミヤバザル
●三弟:ドルゴルスレン・セルジブデ(ブルー・ウルフ)
●末弟:ドルゴルスレンギーン・ダグワドルジ(朝青龍)
●長妹:ドルゴルスレン・イチカ
父親は警察官という事で、とても正義感の強い方なのでしょう。
豊昇龍関の父親は弟が3人妹が1人の計5人兄弟の長男として育ちました。
さすがご親族、格闘家一族ですね
モンゴルの警察
引用:世界のおまわりさんコンサート
日本の警察とモンゴルの警察で大きく違う点は、
民事不介入の原則がない
事件であっても事故であっても、何らかしらのトラブルが発生した場合にはまず警察を呼びますよね。
例えば日本で交通事故が起きた際は、事故を起こした側の刑事責任に関する事は警察が受理し裁判が行われますが、その後の休業補償等の民事は不介入とされています。
しかしモンゴルでは警察が一括して受理しており、刑事・民事ともに警察の管轄です。
また豊昇龍関の出身地であるウランバートル市内のライオン橋周辺は、職務質問の名所で有名ですが、所持品検査に始まり、チョットでも不審物では?といった疑問があれば容赦なく没収されますので、ご旅行の際は注意してくださいね。
豊昇龍の母親
引用:Twitter
豊昇龍の母親
●名前:ナルマンダフ
母親様の情報はほとんどありませんでしたが、ピクニックに行った際のお写真がTwitterに投稿されていました。
3人のご子息を育て上げた立派な母親である事は間違いないですね。
豊昇龍の兄弟は兄と弟
豊昇龍関は3兄弟の次男として産まれました。
豊昇龍の兄弟
●兄:名前不明
●弟:名前不明
豊昇龍さんのお兄様も弟さんも情報が明かされていませんが、2人ともモンゴルに居住しています。
ご兄弟の情報は明かされていないものの、父方の従兄弟にあたるルブサンゴンボさんは、明徳義塾高等学校の相撲部にいらっしゃる事がわかっています。
豊昇龍の従弟(いとこ)
引用:高知新聞
豊昇龍関の従弟であるブサンゴンボさんは、2022年に高知で開催されたインターハイ相撲競技で全国デビューを果たしています。
明徳義塾高等学校の相撲部に所属するルブサンゴンボ選手がインターハイに出場したのは15歳の時で、相撲を始めて1年足らずであるにも関わらず、全国大会に出場できるとは凄い実力ですね。
やはりプロレスラーの父親や元横綱の叔父と同じ血が流れてますね。
将来有望である事は間違いありませんので今後大相撲の世界に入り、従兄弟対決なんて事もあり得るかもしれませんね♪
豊昇龍の簡易Wikiプロフィール
引用:すもーる
豊昇龍Wikiプロフィール
●しこ名:豊昇龍 智勝(ほうしょうりゅう ともかつ)
●本名:Сугаррагчаагийн Бямбасүрэн(スガラグチャー・ビャンバスレン)
●生年月日:1999年5月22日(2023年7月現在 24歳)
●出身地:モンゴル ウランバートル
●身長:188cm
●体重:141kg
●BMI:39.9
●所属部屋:立浪部屋
●番付:東関脇(2023年7月現在)
モンゴルは子供が父親の下の名前を名字にしていくのが一般的です。豊昇龍関の本名はスガラグチャー・ビャンバスレンですのでスガラクチャーがファミリーネームでビャンバスレンがファーストネームです。
豊昇龍関に子供ができたら、
ビャンバスレンが子供の名字になるわけですね。
日本と同じ様に相撲が盛んなモンゴルですが、日本人とモンゴル人は生態系的にも酷似している特徴がある事はご存じでしょうか?
それは蒙古斑です。
日本人の赤ちゃんはほぼ100%の確率でみんな蒙古斑が出現しますよね。これは日本人とモンゴル人の特徴で、他の人種にはあまり多くみられません。
なんだかモンゴルに親しみが持てますね。
次の旅行はモンゴルにしよう。
まとめ
●豊昇龍は朝青龍の甥(豊昇龍の父親の末弟)
●朝青龍への憧れが強い
●警察官の父親は5人兄弟の長男で、弟は総合格闘家・元プロレスラー・元横綱等
●豊昇龍の従兄弟も日本で相撲をしている
いかがでしたでしょうか?
豊昇龍関について簡単にまとめてみましたが、もっと知りたくなってきました。
この度は名古屋場所での優勝、本当におめでとうございます。まだこれから番付の事もありますし、練習に励む!と自身も意気込んでいらっしゃいますので、今後朝青龍さんに続き横綱への道も夢ではないですね。
9月に行われる国技館での巡業が楽しみです♪