エンゼルスからドジャースへ移籍した大谷翔平選手の専属通訳であり側近の、水原一平さんは通訳としてだけではなく、試合前の大谷翔平選手とキャチボールをしている姿を、ニュースやワイドショーでよくおみかけしますが、
大谷選手とは公私ともに仲良しである事も有名ですね。
メジャーリーガーの大谷翔平選手のメンタル面でも支えになっており、大谷選手の精神安定剤とまで言われています。
そんなふたりの関係性や、仲良しエピソードにはどんな事があるのか?また大谷翔平選手のみならず、他の選手ともどのようにして人間関係を構築してこられたのか?とっても気になります。
【2023年12月10日新着】
大谷翔平選手の移籍先がドジャースに決定し、水原一平さんも一緒にドジャースへ移籍する事になりました。
この記事では…
●水原一平と大谷翔平の関係性について
●水原一平と大谷翔平の出会いはどこ?
●水原一平と大谷翔平の仲良しエピソード
●水原一平の人間関係構築術がすごい!
●水原一平と大谷翔平の信頼関係と絆
等について記載していきます。
大谷翔平選手のファンも水原一平さんのファンも、野球にあまり関心がなかった方も、楽しんでいただける内容になっておりますので、是非最後までご覧くださいませ。
水原一平と大谷翔平の関係性
水原一平さんと大谷翔平さんは、通訳の粋を超え親友や家族の領域ではないでしょうか?
引用:山陽新聞
関係性
●大谷翔平:メジャーリーガー
●水原一平:通訳
●日ハム時代からのサポーター
●大谷翔平のメジャーリーグ行きに際し、一緒に渡米
●友達や仕事仲間を超えたベストパートナー
水原一平さんと大谷翔平選手は、通訳と選手といった間柄ではありますが、アメリカのメディアでは、「ただの通訳ではない」と水原一平さんを称賛しています。
また、「生死も共にするような仲」「これぞバディ」等とも報道されています。
20mくらいであれば、正確にど真ん中に投げ返す事もでき、メジャーリーガー相手にキャッチボールしている姿も、とても素人とは思えませんよね。
さて、そんな名コンビであるイッペイさんと大谷選手さんはいつから交流があったのでしょうか?
まずは出会いからみていきます。
水原一平と大谷翔平の出逢いは日ハム
水原一平さんと大谷翔平選手が出会ったのは、大谷翔平選手が日本ハムファイターズに所属していた時でした。
引用:サンスポ
大谷翔平選手は2012年に日本ハムファイターズに入団しましたが、水原一平さんも同じ年に外国人選手の通訳として日本ハムファイターズに所属しました。
大谷翔平選手が二刀流で活躍する中、水原一平さんはチームメイトである外国人選手の通訳だけでなく、生活面でもサポートしており、選手に寄り添う姿勢や、選手の為の働きに、チームのみんなから信頼関係を得ていきました。
その後、大谷選手がメジャーリーグに移籍する際、水原一平さんも大谷選手の専属通訳として、渡米します。
メジャーリーグに移籍した日本人の中には、言葉の壁も大きい事からか、孤立しがちだと言われています。
その事を心配した水原一平さんは、大谷翔平選手が孤立する事なく、チームメイトに馴染める様、尽力する決意をしました。
水原一平さんが専属通訳として同行する事に決まった際、
5年間一緒にファイターズでやってきて、信頼もしてますし、
そういう方に通訳をしてもらえる事は、心強い。
と大谷選手は語っており、
水原一平さんも、
一番は、野球に集中してもらえるような環境を整える。
と、意気込みを語っています。
現在の水原一平と大谷翔平は「友達や仕事仲間」を超えたベストパートナー
引用:日刊スポーツ
水原一平さんの本来の仕事
●監督、コーチとの意思疎通の為の通訳
●チームメイトとのコミュニュケーション
●メディア対応の際の通訳
通訳としての業務以外にも、大谷選手のキャッチボール相手や、投球フォームの動画撮影をする等、練習のサポート役としても尽力しています。
また2022年までは大谷翔平さんは運転免許を取得していなかった為、大谷翔平さんの運転手もしていました。
「翔平」「イッペイさん」とお互いにファーストネームで呼び合っている事でも、仕事という垣根を超えた親しい事が伝わりますね。
水原一平と大谷翔平の仲良しエピソード
引用:日刊スポーツ
仲良しエピソード
●一緒にゲーム
●焼肉食べるのも一緒
●ユニバに行くのも一緒
● 「動きがキモイ」と言える仲
●水原一平は大谷翔平の顔写真プリントTシャツを着用
こんな仲良しエピソードがありますので、詳細をみていきます。
一緒にゲーム、焼肉やユニバも一緒
水原一平さんは大谷翔平選手との関係を、「友達感覚じゃないですけど、普段はゲームとかも一緒にします。」とプライベートでも仲良しである事をおっしゃっています。
焼肉を一緒に食べに行ったり、2018年7月の休み期間中には、アナハイム郊外にあるユニバーサル・スタジオ・ハリウッドにも一緒に行きました。
USHいいなぁ~
私も一緒に行ってみたいな…
大谷翔平さんの大好物は焼肉です。しかし食事に気を遣っている大谷選手は、焼肉を食べる事は年数回にとどめています。
その中の貴重な1回は、やはりイッペイさんと味わったのでしょう♪
「動きがきもい」と言える仲
水原一平さんは大谷翔平さんの事を聞かれた際、普段はそこら辺にいる27歳(当時)の子と何も変わらない。冗談も言うし、「動きがキモイ」とかよくイジられる(笑)。と語っています。
と大谷翔平さんの事を話しています。
まるで歳の離れた弟の話をしている
お兄ちゃんみたいですね♪
水原一平さんは、奥様と3匹のワンちゃんと暮らしていますが、遠征に出る時等は、しばらく会えない日が続きます。
その事を気にしてか、大谷選手は「遠征が多くて家に居ない事が多いので、一平さん!なるべく家族と一緒に過ごして下さいね。」と優しい気遣いもしてくれるとおっしゃっていました。
「まぁ、たまにですけどねw」と締めくくっており、照れ隠ししている姿がとても愛らしく思えました♪
大谷選手の顔写真がプリントされたTシャツを着用
引用:Twitter
こちらのお写真は、大谷翔平選手が自身のInstagramに「I love Ippei」と投稿していた写真です。
着てやったぜ感が出ていますが、もしかしたら大谷選手に着せられていたのかも知れませんね。
仕事上だけの関係性であれば、こんなTシャツなかなか着れないですね。
この写真、何回見ても笑っちゃいます♪
また2021年 MLBオールスターのレッドカーペットショーに参加した大谷翔平選手はイッペイさんと歩きました。
引用:スポニチ
他の選手が家族と一緒に歩く中、大谷選手の粋な計らいに感激したファンも多かったのではないでしょうか?
たしかにもう家族同然ですものね♪
大谷翔平の代わりに兜をかぶる
大谷翔平さんが27号ホームランを打った時に兜を、水原一平さんがかぶっていました!
引用:日刊スポーツ
今では恒例になっている兜ですが、大谷翔平さんは6月28日に先制ソロホームランを放ち、ベンチまで戻って兜をかぶるのかと思ったら、投球の準備を控えていた大谷翔平選手の代わりに水原一平さんがかぶりました。
ブルペンに向かって斧を振る様に腕を振って「スレッジハンマー」パフォーマンスも見せており、観客をわかせました。
他の選手からも笑顔で送り出されている姿を見て、本当にいいチームだな♪ととても嬉しい気持ちになりました。
水原一平に学ぶ!人間関係構築術3選!
引用:日刊スポーツ
水原一平の人間関係構築術
●緊張をほぐす為のアイスブレイク術
●信頼関係を構築する術
●人間関係構築術があれば、モチベーションも高められる
といった水原一平さん流の極意をお伝えしていきます。
緊張をほぐすためのアイスブレイク術
試合前には、決して笑顔をみせない大谷選手ですが、笑顔を見せ、肩の力を抜けさせたのは、やはり水原一平さんでした。
引用:Instagram
2021年にリーグMVP賞を受賞した大谷翔平選手ですが、通訳の水原一平さんの支えのおかげと称され、大谷翔平さんから水原一平さんの最優秀通訳賞が認定されました。
試合前のセレモニーで、水原一平選手に盛大な拍手が贈られた事は、日米のみならず世界中のメディアで取り上げられましたが、この時ブルペンでは大谷翔平さんが投球練習をしており、いつも通り一平さんは大谷選手の投球フォームを撮影していました。
そんな中、大谷翔平さんは投球練習を止め、満面の笑みでイッペイさんに
なにカッコつけてんねんw
と笑顔で一平さんをイジっていました。
大谷翔平選手は日本ハム時代から、試合前に笑顔を見せる事はないといった事実は多くの方に知られています。
ベンチ入りする前から常に緊張感を漂わせており、冗談を言う事などは決してなかったと当時のチームメイトも口を揃えて語っています。
大谷選手の緊張感をほどいてあげたのは、やはり水原一平さんでしたね。
また水原一平さんは大谷翔平選手がMLBへ所属した際、早く仲間と打ち解け合うよう、ここでも水原一平さんはアイスブレイク術を使っています。
MLBへ所属した日本人選手の中には選手たちの控え室で孤立してしまう選手もいたことを耳にしていたという水原一平さん。
エンゼルスの選手たちがスマホゲームで遊んでいることに気づき、大谷選手のスマホに同じゲームを入れ選手たちの仲間に加わるようにしています。
ラポール(信頼関係)を構築する術
水原一平さんのラポール(信頼関係)を構築する術は、やはりコミュニケーション術ではないでしょうか。
引用:日刊スポーツ
大谷翔平選手はシーズン中、休みなく投手と打者の二刀流をこなす為、自身で調整しなければなりません。
それにより全体練習に出れない事も多々あり、投手コーチや打撃コーチには、大谷選手の1日の練習予定を細かく報告し、コミュニケーションを密に取る事を心がけていました。
例えばブルペンで投げる日は投手コーチに、何時に球場入りし、何時に出て、何時にブルペン入りする。と詳細に報告しており、
他の投手陣に対しても、全員で集まっての全体練習には参加できない事もあると話をした上で、理解してもらうといった見えない努力も惜しみなくこなしています。
単純に考えると大谷選手だけ特別扱いだと卑下する選手も居ると思います。
そこに壁ができない様、説得するのではなくなり介してもらい納得してもらうといった他の選手への配慮も欠かしていない事に感銘です。
人間関係構築力があればモチベも高められる
引用:Gettyimage
WBC日本代表で大活躍したメジャーリーガーのヌートバー選手を日本代表に引き入れたのは、なんと水原一平さんでした。
それは驚きだね。
どんな繋がりがあったのだろう?
そしてヌートバー選手が日本代表で人気者となり、慣れない土地で不安だったにも関わらずモチベーションを上げ、活躍できたのは、水原一平さんのおかげではないでしょうか。
また、大谷選手とヌートバー選手は、お互いに兄弟と豪語しており、WBC終了後のインタビューでヌートバー選手は、
今後WBCでは日本代表選手としてしか出場しない
と言い切っており、これは大谷選手を引き合わせてくれた水原一平さんへの敬意なのではないかと解釈しています。
もはや水原一平さんの人間関係構築術なしでは、
日本は優勝できなかったと言っても過言ではないですね。
引用:Instagram
ヌートバー選手が日本代表入りする事になった背景には、日ハム時代からの付き合いである栗山英樹監督が水原一平さんに、
日系のメジャーリーガーに声をかけてみてほしい
と打診があった事に始まります。
そこで水原一平さんは、日系のメジャーリーガーのリサーチを始め、そこで目に留まったのがヌートバー選手でした。
ヌートバー選手のInstagramを見つけた水原一平さんは、「怪しい者ではありません」とダイレクトメールを送り、やり取りが始まりました。
ファーストコンタクトが面白すぎます。
その後、WBCで日本代表選手として出場する気はないか?とたずねたところ…
ヌートバー選手から
やりたい!
と回答があった為、日本代表選手として活躍する事になりました。
ヌートバー選手は、カージナルスの外野手として活躍されていますが、日本では全くと言っていいほど無名の選手でしたが、WBC開催前の1ケ月程で、チームメイトとの信頼関係を築き、チームの中心人物となり大活躍されました。
ヌートバー選手に関しては、母親が度々メディアに出ており「おもしろいお母さん」として毎日の様に取り上げられていましたので、あの母親の息子さんですから、人間関係を構築するのにそんない時間は必要なかったのかもしれません。
しかしなれない環境で、言葉の壁もあった事と思いますが、そこで水原一平さんのサポートがあったからこそ、チームメイトと打ち解ける事ができたのでしょう。
水原一平と大谷翔平の信頼関係と絆に感動
水原一平さんは、関係性を言葉にするのは難しい。と話しており、大谷選手の事を家族の様に思っている事がうかがえます。
引用:Gettyimage
その信頼関係と絆についての詳細をみていきます。
水原一平が退職していた
2021年12月、球団と選手会の間での労働協議に合意が叶わず、労働闘争であるロックアウトに突入しました。
ロックアウトはストライキの様な状況ですので、球団職員と選手は連絡を取る事が許されていない為、球団職員である水原一平さんは、大谷翔平さんと連絡が取れない状況になってしまいました。
大谷翔平さんは、ロックアウトが長引いても練習はできているので体力的には問題ないが、メンタル面でモチベーションが低下してしまうかもしれないと声明を出しており、
そんな中、水原一平さんは、大谷翔平さんと友達で居たかった為、球団を退職しました。
大谷翔平さんと連絡を取る為に
退職したの?
一時的にでも退職してまで大谷選手に寄り添いたいといった水原一平さんの行動は、もはや通訳と選手の関係では片づけられません。
「生死も共にするような仲」とアメリカのメディアが報道したのも納得です。
水原一平 解雇騒動
大谷翔平選手が超人的な記録を次々と塗り替えている背景には、水原一平さんの献身的な支えがあってからこそであるにも関わらず、エンゼルスの球団売却に伴う改革で、水原一平さんを解雇通告を出すといった騒動がありました。
これは通訳の水原一平さんに限らずコーチ等も含めコストカットを目的とした、いわゆるリストラです。
この時、大谷翔平選手は年俸3000万ドルで1年契約の提案がありましたが、これを拒否し、
一平さんあっての自分
何としても水原一平さんを通訳として残してほしい
と交渉しました。
大谷翔平さんの交渉あってか、水原一平さんは今後もエンゼルスで通訳を続ける事になりました。
おそらく大谷選手は、コストカットを目的としている球団側に対し、自分の年俸が増える事よりも、大切な人材を守ってほしいといった強い思いだったのでしょう。
ホームランダービーでキャッチャーに指名
引用:Nippon.com
大谷選手が日本人初のホームランダービーに出場した際、キャッチャーに指名したのは、なんと野球未経験者の水原一平さんでした。
イッペイさんって野球未経験者だったんだね。
水原一平さんはキャッチボール相手になる事もあり、大谷選手の練習に参加している事もありますが、まさかアメリカの大イベントで、選手でもない通訳の水原一平さんがキャッチャーミットを手にするなんて。と日米で大きな話題になりました。
この背景には、
必ず打つから傍に居て欲しい
といった大谷選手の熱い気持ちがあったのではないでしょうか?
当然投手はメジャーリーガーですので、野球未経験者がキャッチャーを担うのは、無謀な事である事は素人の私でもわかります。
それを承知で一平さんにキャッチャーを頼んだ大谷選手の自信にも感銘ですが、それを承知した一平さんも凄い決断ですね。
これは相当な信頼関係がなければできない事です。
この事で、水原一平さんの存在が取沙汰され、どれだけ大谷選手と一平さんが強い絆で結ばれているのかという事が世界中の人に知れ渡りました。
水原一平は大谷翔平のファンからも人気
一平さんは、大谷翔平選手のファンからも絶大なる人気を誇っています。
引用:アフロ
前述した様に、大谷選手と水原一平さんの信頼関係が世の中の人に知れ渡った後には、
試合中に「WE ファンが目に付くようになりました。
また大谷翔平さんの即席サイン会で、サインをもらおうと大勢の大谷翔平選手のファンが集まる中、大谷選手のサイン会にIPPEIと書かれたボードを持って集まっているファンが居り、話題になりました。
イッペイさんは選手ではないので、試合に「IPPEI」と書かれたボードを持ったファンが居るのは、異様な光景の様にも思いますが、大谷選手が活躍で来ているのは、縁の下の力持ちである一平さんの献身的な努力のおかげですね。
という事が世に知れ渡り、大谷選手に活躍してもらう為には、まず一平さんにがんばってもらわなければというファン心の表れなのではないでしょうか?
まとめ
●水原一平と大谷翔平は、日ハム時代からの旧知の中
●水原一平と大谷翔平は通訳とメジャーリーガーの垣根を超えた家族の様な存在
●水原一平と大谷翔平は、ゲームをしたり、一緒に焼肉やユニバにも行く仲
●水原一平はホームランダービーで大谷翔平からキャッチャーに指名され、承諾
●水原一平の人間構築術
●水原一平のファンが急増中
水原一平さんと一緒に居る時の大谷翔平選手は、いつも楽しそうな表情をしていますね。
大谷選手が公私ともに絶大なる信頼を置いている事から、水原一平さんの知名度が上がり、「IPPEI」と書かれたボードを手に観戦に来ているファンに、初めは違和感を覚えましたが、今では定着してきていますよね。
10歳も年の差があるにもかかわらず、大谷選手から「動きがキモイ」等のイジリを受ける程、愛されキャラの水原一平さんは、これからも日本の宝である大谷翔平選手の支えになってくれる事でしょう。