お笑い芸人として活躍中のとにかく明るい安村さんは、日本でもその知名度は高いですし、私も大好きな芸人の一人です♪
そんな「とにかく明るい安村さん」がイギリスの有名オーディション番組である「ブリテンズ・ゴット・タレント」に出演し、話題沸騰となっています。
そこで、今回のこの記事では…
・とにかく明るい安村がイギリスロンドンに行った理由は?
・とにかく明るい安村はなぜイギリスで人気が出たの?
・「Don’t worry,I’m wearing」に対しての海外の反応は?
・ 「ブリテンズ・ゴット・タレント」で審査員を務めるのは一体どんな人たちなの?
・とにかく明るい安村はルーマニアからオファーされていた?
これらのことについてまとめていこうと思います。
とにかく明るい安村さんのことが前から好きだったという方はもちろんのこと、今回話題になったことで気になり始めた方も最後まで楽しんで読んでもらえたら幸いです。
とにかく明るい安村はなぜイギリスロンドンに行った?
とにかく明るい安村さんは、事務所の意向により渡英しました。
日本では、とにかく明るい安村さんの決め台詞である「安心してください、はいてますよ」が2015年にユーキャン新語・流行語大賞トップ10に選ばれて受賞したことも記憶に新しいと思います。
あの芸は最初見た時、すごくうまくできるもんだな…と関心しました。
それからはバラエティー番組などの露出も増え、芸人としてかなり順調だったように思いますが、
所属する事務所の意向により渡英
てっきり、本人の意思で行ったのかと思いきや、意外にも事務所の意向でした。
最初、とにかく明るい安村さんが所属する吉本興業が「ブリテンズ・ゴット・タレント」に色々なネタ動画を送りました。
その数あるネタ動画の中で、とにかく明るい安村さんが合格しイギリスロンドンに行くことになりました。
はじめは、とにかく明るい安村さんも軽いノリで「イギリスに旅行に行くくらいの感覚でした。お土産ばかり考えてました。」と話しています。
お土産のことを考えるくらいなので、観光気分ですね。
もしかしたらそんな肩の力を抜いた自然体だったからこそ、今回のような素晴らしい結果を残すことができたのかもしれません。
とにかく明るい安村さんは、なぜイギリスでウケたのでしょうか?
とにかく明るい安村がイギリスで人気の理由2選!
・驚きと滑稽さと安心感があった
・とにかく明るい安村さんの英語に対して観客が「パンツ!」と答えるやりとりが自然な流れで生まれた
これらのことがイギリスで人気になった理由だと考えられます。
理由① 驚きと滑稽さと安心感
日本では銭湯や相撲など裸が身近なものではありますが、欧米では公の場で裸になることはあまり良く思われません。
そのため、とにかく明るい安村さんは最初に「パンツを履いていますよ」としっかりと確認させた上でネタに入っているのでタブーな事だと思われないようにネタを披露したというのも大きいと思います。
理由② とにかく明るい安村さんの英語に対して観客が
「パンツ!」と答えるやりとりが自然な流れで生まれた
とにかく明るい安村さんがネタをやっていくうちに「Pants!」と観客が返すというやり取りになったこともウケた大きな理由かもしれません。
ではなぜ観客は「Pants!」と叫ぶようになったのでしょうか?
これには偶然のやりとりがありました。
とにかく明るい安村さんは「I’m wearing!」と言いましたが、英語の文法的にはその後に何を履いているのか言わなければなりません。
そういった事から、とにかく明るい安村さんが「僕がはいているのは?」と聞いて観客が「パンツ!」と答えるという偶然にして面白いやりとりができたというわけです。
途中からは、観客の「パンツ」コール待ちでした。
ちなみに、とにかく明るい安村さんは英語の勉強を全くしませんでした。
英語でネタを披露する上で注意したのは、
・超ゆっくりに話す
・短い文にする
・発音にこだわらない
ということです。
確かに、外国の方のカタコト日本語も面白くてほほえましく感じることがありますが、とにかく明るい安村さんはそういったカタコトならではの面白さも考えて英語を勉強しませんでした。
芸だけを見ていると、失礼ながらそこまで計算しているようには思えませんが、ウケるために策を練っていました。
とにかく明るい安村さんは審査員の言っていることがよく分からなかったようです。
ただ、自分の知っている単語もあったので笑顔で返事をしていたら通じたと話していましたので、言葉と同じくらいノリや笑顔の方が大切なのかもしれませんね♪
自然体でそのステージを楽しんだからこそ、
ゆるさも相まって面白く目にうつったのかもね♪
「Don’t worry,I’m wearing」の海外の反応
とにかく明るい安村さんのネタ、「Don’t worry,I’m wearing」の海外の反応はどうだったのでしょうか?
海外の人の声を日本語訳でご覧ください。
トニー(とにかく明るい安村さん)は記憶に残るだろう。
今まで見たワイルドカードの中でNO.1だと思う。
完璧すぎるネタだ。驚いた。
日本人はきっと、彼のことを誇りに思って賞賛するだろうね。
見事に観客の気持ちを掴んだね。素敵な笑いに感謝します。
これこそ、ファンタスティックならぬパンタスティック。
あの審査が厳しいサイモンがこんなに笑顔で褒めるってことがすごいことだと思う。
このように、大絶賛の嵐でした。
それだけ会場にいた人も、とにかく明るい安村さんのネタを見た方も、心から面白かったという結果ですね。
とにかく明るい安村さんが決勝で披露したネタがこちら…
個人的には、ネタの合間合間に「ゴッサムシティ」と連呼するところがツボにハマりました。
”ゴッサムシティ!”と言っても観客の反応が薄いのに
繰り返すハートの強さもすごいよね。
「ブリテンズ・ゴット・タレント」の審査員は誰?
ブリテンズゴットタレントの審査員は4名です。
とにかく明るい安村さんが出演した「ブリテンズ・ゴット・タレント」は、もちろんイギリスでは有名な番組です。
その番組で審査員を務めるのは4人です。
・サイモン・コーウェル
音楽プロデューサー
・アマンダ・ホールデン
女優
・アリーシャ・ディクソン[アレシャ・ディクソン]
シンガーソングライター/ラッパー/ダンサー/テレビパーソナリティ/作家
・デヴィッド・ウォリアムス
コメディアン/俳優/脚本家/小説家
職業は4人ともジャンルが違って、さまざまな視点からさまざまなジャンルの審査をしているとうかがえますね。
先ほどの海外の方の意見にもありましたが、サイモン・コーウェルさんは審査員の中でも特に出場者に厳しく評価することで有名です。
サイモン・コーウェルさんはこの番組の企画も担当しているので、自然と厳しい目線になってしまうのもうなずけます。
「ブリテンズ・ゴット・タレント」とは?
ブリテンズゴットタレントは、イギリスのテレビ局であるITVで放送される公開オーディション番組です。
なかなか海外の番組は興味のある方や、こうして日本人が話題になったりしないと観る機会もないでしょう。
見事優勝した方には”ロイヤル・バラエティー・パフォーマンス”への出演権利が与えられ、賞金25万ポンドも授与されるという番組です。
合否は、会場にいる観客たちと4人の審査員の前でパフォーマンスをして審査員の過半数が”YES(合格)の判定を出すと、審査通過になり、全員が”バツ(不合格)のブザーを押すとそこで失格となるシステムです。
ちなみに審査員には赤いブザーが置かれており、審査員全員のライトが点灯した場合はその瞬間失格となります。
また金色のブザーボタンもあり、このボタンを押された参加者は審査員選考が免除されて準決勝進出が決まるというシステムです。(各審査員&司会者が1シーズン1度のみ使えるルール)
オーディションは準決勝と決勝の2段階で行われ、優勝者を決定します。
とにかく明るい安村さんは、このトーナメントを勝ち抜いてきました。
とにかく明るい安村は決勝敗退
とにかく明るい安村さんは、一度は準決勝敗退するものの、ワイルドカードで決勝進出を果たし、惜しくも敗退しています。
ワイルドカードというのは、セミファイナル戦の中で3位で失格となってしまった参加者の中から審査員の印象に残っている人や視聴者からの人気度で1組だけが勝ち上がれるという、いわば敗者復活戦に勝利した人の権利のようなものです。
とにかく明るい安村さんは準決勝で敗れたものの、このワイルドカードで選ばれたというのはかなりすごいことだと言えるでしょう。
一度は敗退したのに復活して決勝進出して戦うなんて、
実力が認められた証ですね。
とにかく明るい安村がルーマニアからオファー
安村さんは、イギリスでウケた後に、ルーマニアからもオファーがありました。
とにかく明るい安村さんの「ブリテンズ・ゴット・タレント」でのパフォーマンスは、国内だけでなく世界的にもかなりの反響がありました。
そこで、
ルーマニアからも出演オファーが来た
しかし、このせっかくのチャンスを断ってしまいます。
一体その理由は何だったのか、紹介します。
ルーマニアからのオファーを断った理由は「ゼルダの伝説」
とにかく明るい安村さんがルーマニアからのオファーを断ったのは、
新作ゲーム”ゼルダの伝説”をやりたいから
というなんとも芸人らし理由でした。
近々、新作が発売されるゲーム”ゼルダの伝説”とルーマニアからのオファー時期が重なってしまった為に、安村さんは”ゼルダの伝説”を選びました。
確かにゲーム好きには待ちに待った新作の発売なのでいち早くプレイしたい気持ちがあると思いますが、世界進出のチャンスよりもゲームを取る辺りが、私は個人的にとにかく明るい安村さんの面白いところだと感じました。
良い意味で、バカげててすごく素敵ですよね♪
そもそも、イギリスロンドンに向かったのも本人の強い意思ではなく事務所の意向でしたので、本人にしたらちょっとした想い出作りな感覚なのかもしれません。
とにかく明るい安村さんらしくて面白いね。
まとめ
とにかく明るい安村さんのイギリスロンドンでの人気などについて書いてきましたが、いかがでしたでしょうか?
簡単にまとめると…
・とにかく明るい安村は所属する事務所の意向によりイギリスロンドンに行った
・本人は旅行気分でかなり気楽にオーディションに参加
・とにかく明るい安村の芸は、驚き・滑稽さ・安心感があり観客とのやりとりで盛り上がった
・海外からの評判もかなり高く大絶賛されている
・「ブリテンズ・ゴット・タレント」の審査員は音楽プロデューサーから俳優まで色々なジャンルの方たち
・準決勝敗退の後、ワイルドカードで決勝進出を果たすも敗退
・ルーマニアからオファーが来るも新作の”ゼルダの伝説”のゲームがやりたくて断った
とにかく明るい安村さんは、日本だけでなくイギリスロンドンでも通用する芸人ということがすごく分かりました。
どこか気張っていない感じの芸風と、シンプルで誰にでも通用する芸がポイントだったかもしれませんね。
ルーマニア進出はまだしないようですが、本人の気分さえ前向きであれば世界での活躍も夢ではなさそうですね。
これからも、国内外に関わらず活躍してほしいと願っています。