那須川天心のデビュー戦の相手(与那覇勇気)について戦績と強さをwikiってみる

格闘技界で圧倒的人気のスター選手である那須川天心(帝拳)与那覇勇気(真正/日本バンタム級2位)の試合(スーパーバンタム級6回戦)が4月8日(土)に有明アリーナで行われました。

筆者も有明アリーナで観戦し声援を送りました。今回行われた有明アリーナでの行われる興行は、現WBAスーパー・WBC世界ライトフライ級統一王者の寺地拳四朗選手の防衛戦や元WBC世界バンタム級暫定王者の井上拓真選手の試合も行われた、かなり大きな興行であり注目度が高いものでした。

そんな中、寺地拳四朗選手や井上拓真選手のボクシング世界戦もあることから、那須川天心選手の試合順が気になっていたところ、第3試合(※試合時刻は18時15分頃)でした。

人気があり、集客力が圧倒的な那須川天心選手をメインにおくことも予想されておりましたが、いかに那須川選手のデビュー戦といえど、ボクシングの世界戦を差し置いてメインを飾ることはなかったようです。

それでもボクシングに転向後のデビュー戦でこの錚々たるカードの中、メインを張るかどうかの議論になるのがさすが那須川天心選手です。

そんな注目度が高い那須川天心選手のデビュー戦の相手が与那覇勇気選手でした。

こあら

那須川天心選手のデビュー戦の相手がいきなり日本ランカー上位の与那覇選手という時点で凄すぎる( ´∀`)

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与那覇勇気選手のwikプロフと戦績から見た強さ

与那覇勇気よなはゆうき)選手は、沖縄県南城市佐敷出身で1990年12月31日生まれの真正ボクシングジムに所属する日本バンタム級2位のプロボクサーです。

階級はバンタム級ということですが、身長は169cmあることから、バンタム級の中では高身長の部類に入りますが、この身長は誰もが知るスーパーチャンピオン井上尚弥選手の次の相手のスティーブンフルトンと同じ身長になります。

那須川天心選手との試合はスーパーバンタム級での試合となります。過去Sバンタムで試合も行っていますし、身長からみてもスーパーバンタム級で十分で戦えます。天心選手と比べると与那覇選手の方が身長は4〜5cmほど大きくなります。

アマチュア戦績:63戦50勝(27KO)13敗
プロ戦績:18戦12勝(8KO)5敗1分
※那須川天心デビュー戦を含む戦績

与那覇勇気のプロ戦績

引用元:与那覇勇気Instagram

2023年04月08日
Sバンタム級6回戦
那須川天心(帝拳)
3-0 判定負け
2022年10月20日
バンタム級8回戦
南出 仁(セレス)
3-0 判定負け
2022年7月31日
バンタム級8回戦
ラードチャイ・チャイヤウェード(タイ)
3-0 判定勝ち
2022年3月6日
54.0kg契約8回戦
玉田 汐響(井岡)
1ラウンド 0分51秒 TKO勝ち
2021年9月22日
バンタム級8回戦
川口 勝太(ディアマンテ)
3ラウンド 1分49秒 TKO勝ち
2021年3月28日
Sフライ級8回戦
坂田 健太(神奈川渥美)
6ラウンド 2分22秒 TKO勝ち
2020年12月13日
バンタム級8回戦
小山内 幹(三迫)
3-0 判定勝ち
2019年10月19日
Sバンタム級6回戦
岩井 尚斗(森岡)
1-1 引き分け
2016年7月28日
52.0kg契約8回戦
長嶺 克則(マナベ)
2ラウンド TKO負け
2016年4月17日
53.0kg契約8回戦
ゴンピチット・トーサンデット
4ラウンド KO勝ち
2015年12月26日
Sフライ級8回戦
レナン・トロンコ
3-0 判定勝ち
2015年7月12日
53.0kg契約8回戦
ウィサンレック・スリサケットパッタ
6ラウンド TKO勝ち
2014年12月23日
51.5kg契約6回戦
谷口 大樹(大成)
3-0 判定勝ち
2014年8月22日
51.5kg契約8回戦
レノエル・パエル(フィリピン)
3-0 判定負け
2014年4月13日
Sフライ級8回戦
奥本 貴之(グリーンツダ)
3-0 判定負け
2013年12月7日
Sフライ級8回戦
ニラン・バオノック(タイ)
1ラウンド TKO勝ち
2013年9月1日
52.5kg契約6回戦
トードギャッド・シンハマナサック
1ラウンド TKO勝ち
2013年5月17日
53.0kg契約6回戦
ティエンチャイ・ソーカニットソーン
2ラウンド KO勝ち

最新の試合の南出選手(日本ランキング1位)に敗れてはいますが、ボクシング選手として日本ランカーであり、戦績からもても与那覇選手は弱い選手ではありません。

よくデビュー戦では外国からよくわからない選手を呼んで、かませ犬的に戦わせることがよくありますが、与那覇勇気選手の戦績から見てもデビュー戦で戦うレベルの相手としては非常に強い相手になります。

【結果】与那覇勇気は那須川天心に勝てたのか

引用元:与那覇勇気Instagram

戦績や実績を見ても与那覇選手は外国人かませ犬的な弱い選手ではありません。

しかし、結果を見れば那須川天心選手はさすがで、那須川天心選手は終始与那覇選手のパンチ(クリーンヒット)は1発ももらうことなく、素晴らしいディフェンス技術で与那覇選手に勝利しました。

しかし与那覇選手もスピードが速い天心選手の攻撃にも耐えて、KOされることもありませんでしたので素晴らしいタフネスを見せていただくことができました。

やはり良い試合というのは、スター選手だけではなく、良い相手が居てこそ成り立つものです。

先述した通り、与那覇選手は南出選手(日本ランキング1位)と対戦して判定で敗れていますが、その南出選手は那須川選手のプロテストの時の相手でした。

【余談】那須川天心選手は日本ランキング1位の選手を相手にプロテストを行ったのも凄いですが、過去にモンスター井上尚弥さんはプロテストで日本チャンピオンをボコボコにしておりました。笑 完全なる余談です。

プロテストでは那須川選手は持ち前のスピードを活かして南出選手相手にとても良いスパーリングをしていたこともあり、今回の与那覇選手那須川選手の試合は目が話せない試合となっていましたが前評判通りの結果となりました。

ただ与那覇選手は非常に良いキャラ立ちであり、ビジュアルも良いので今後人気が出て欲しい選手の一人です。

与那覇選手を今後も応援していきたいと思います。

与那覇戦でデビュー後、那須川天心選手が日本スーパーバンタム級7位にランクイン

こあら

那須川天心選手すごいぃぃ!

4月8日有明アリーナにて与那覇勇気選手とデビュー戦を戦ったキックボクシング42戦無敗のスーパースター那須川天心選手が日本のスーパーバンタム級ランキングの7位、同階級の東洋太平洋ランキングでは8位にランクインされたことがわかりました。

JCBは同級日本ランキング6位の大湾硫斗(志成)と対戦するように命じたようで現在対戦交渉中とのことです。個人的には何かと情報発信が盛んな中川麦茶選手(同階級日本ランキング3位)との対戦も見てみたいですが、夏頃にはまた那須川天心選手の試合でファンにとっては熱いボクシングの夏となりそうです。

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