駒澤大学の経営学部4年に在学中の鈴木芽吹さんは、陸上競技部に所属し、大学駅伝などでは長距離走選手としての見事な走りで話題にもなる選手です。
【2023年11月5日新着情報】
全日本大学駅伝で7区を走り、51分13秒で区間3位となりました。
そんな鈴木芽吹さんですが一体なぜ駒沢大学を選んだのか、そして過去に起きた出来事やこれからの進路も気になるところですよね。
そこで、今回のこの記事では…
・鈴木芽吹はなぜ駒澤なの?
・鈴木芽吹が駒澤大学を選んだ理由は”田澤廉”
・鈴木芽吹が駒澤大学に進学したきっかけとなったもう一人の人物
・鈴木芽吹は過去に疲労骨折していた
・鈴木芽吹の進路(就職先)はトヨタ?
・鈴木芽吹のこれまでの成績
これらのことについて、まとめていこうと思います。
鈴木芽吹さんに注目している人はもちろん、鈴木芽吹さんを最近知ったという方も是非最後までお読みいただき、参考にして下さいね。
鈴木芽吹はなぜ駒澤?
鈴木芽吹選手は、駒澤大学の経営学部に在学中(4年生)です。
では、なぜ鈴木芽吹さんが駒沢大学を選んで進学したのか、その理由についても見ていきましょう。
鈴木芽吹が駒澤大を選んだ理由は田澤廉!
実は、鈴木芽吹さんが駒沢大学を選んだ理由の一つが、
田島廉さんが居たから
高校生の時に出場した大会で鈴木芽吹さんは田澤廉さんの存在を知ることになります。
そして、その出会いをきっかけに田島廉さんを自身の目標にします。
【田島廉とは?】
”令和の怪物”と呼ばれるくらいの実力を持つ陸上競技選手
鈴木芽吹よりも一つ上の学年
高校時代には5000mで13分台という記録を残し、高校三年生の時にはアジアジュニア陸上競技選手権大会で銀メダルを獲得
以前田澤廉さんと鈴木芽吹さんは対談インタビューを受けていますが、そのやりとりを聞いていても鈴木芽吹さんが田澤廉さんのことをしっかりと認知して意識して注目していたことが分かります。
そのやりとりがこちらです。
インタビュアー:「田澤廉選手は、高校の時には鈴木芽吹選手を知っていましたか?」
田澤廉:「知らないです(笑)」
鈴木芽吹:「全国高校駅伝で走りましたよね?」
田澤廉:「あまり覚えてないな~それ(笑)」「脱水症状になった時のかな?」
鈴木芽吹:「はい、そうです。」
この会話を聞く感じだと田澤廉さんは鈴木芽吹さんのことをあまり認知していなかったようですが、鈴木芽吹さんが田澤廉さんをしっかりと認識していたのは分かりますよね。
高校生の頃の鈴木芽吹さんのタイムは、田澤廉さんにあと少しというところまで迫っていましたし、”平成の常勝集団”と言われている駒沢大学に田澤廉さんが在学していると知ると、その背中を追うように鈴木芽吹さんは駒沢大学に進学しました。
一つ上という近い学年に、こんなに有名な田澤廉選手がいるとやっぱり意識は絶対にしてしまうよね。
その後二人は、支え合っている仲間でもあり良きライバルでもある関係になるんだよね。
鈴木芽吹が駒澤大を選んだもう一つの理由は大八木監督!
実は鈴木芽吹さんが駒沢大学を選択したのは、田澤廉さんがいたという理由もありますが、
大八木監督から声をかけられた
このことも駒沢大学を選んだ大きな理由の一つとなります。
実は鈴木芽吹さんは、高校生の時はどこの大学に行くか明確には決めていませんでした。
しかし、陸上競技選手としてある程度の結果を残していたことから、声をかけてもらった大学の中から選択しようと考えていたのです。
そして、駒沢大学の大八木監督ともう一つの大学(どこの大学かは不明)から声をかけてもらい、駒沢大学を選びました。
駒澤大学なら、自分の力をもっと伸ばして強くなれる
そう感じて駒沢大学に進学しました。
【大八木監督とは?】
名前:大八木弘明
元陸上競技選手で、駒澤大学陸上競技部の総監督に就任
これまでに”平成の常勝軍団”と言われるチームを作り上げて、学生3大駅伝では優勝27回という結果を残す名監督
鈴木芽吹さんにとって、田澤廉さんと大八木監督の存在がどれだけ大きかったのかがすごく分かるよね。
二人ともしっかりと結果を残している、駅伝においては欠かせない人物なだけに、影響はかなりのものよね。
鈴木芽吹は過去に疲労骨折
鈴木芽吹選手は、2021年10月に右大腿部疲労骨折しました。
2021年の夏合宿に参加していた鈴木芽吹さんでしたが右足に痛みを感じて検査した結果、右大腿疲労骨折と判明しました。
【疲労骨折とは?】
疲労骨折は一回の外力で受傷する骨折とは違って、軽微なストレスが何度も繰り返されることで起こる骨折
この疲労骨折は長距離選手にとっての悩みでもあり、大きな怪我の一つ
※第93回の箱根駅伝出場チームを調査したところ、年間に約20%の選手が疲労骨折していることが分かりました。
この疲労骨折が原因となり、鈴木芽吹さんは出雲駅伝と全日本大学駅伝の2大会を欠場しました。
メンバーとして頑張ってきた鈴木芽吹さんにとってこの2大大会の欠場はかなり焦りとなってしまい、早めに練習を再開するのですが、それが災いしてしまって痛みをぶり返してしまいました。
しかしその後の2021年11月23日に報じされたニュースではオンライン取材で鈴木芽吹さんが「怪我は完治したので、焦らずに復帰に向けて調整していきます。」と話しています。
そして迎えた第98回箱根駅伝で、鈴木芽吹さんは8区出走です。
2位でタスキを受けとり順調に走り進めますが、12kmを過ぎた辺りからペースが落ちてしまい6位となります。
最終的には足を引きずってはいましたが、しっかりと最後はタスキを繋ぎました。
この大会では残念ながら優勝は逃してしまいました。
そしてこの箱根駅伝後は、怪我が再発してしまってしばらくレースは欠場となってしまいましたが2022年10月10日に開催された出雲駅伝では最終6区で出場して見事に復帰をとげ、駒沢大学は9年ぶりの4回目の優勝をとげました。
怪我の焦りって、本当にアスリートにとっては付き物だよね。
焦って無理するとどうしても怪我の再発リスクも高まるだろうから、そこはグっと我慢も必要なんだろうね。
鈴木芽吹の進路(就職先)はトヨタ
鈴木芽吹選手(駒大)の就職先は、トヨタ自動車です。
引用:Twitter
トヨタ自動車(株)田原工場
住所:〒441-3401 愛知県田原市緑が浜3−1
トヨタ自動車(株)にはスポーツ強化部門が設置されていて、会社から支援を受けており陸上競技部と陸上長距離部があります。
鈴木芽吹さんも陸上長距離選手として活躍されているので、”陸上長距離部”に配属される可能性が高いですね。
しっかりとサポートも受けられそうだよね。
しかもトヨタは世界的な大企業だし安心よね。
鈴木芽吹の成績
鈴木芽吹さんは現在、駒沢大学の4年生ですが、これまでの主な成績をまとめてみたのでご紹介します。
【2017年/高校1年生】
全国高校駅伝(6区)・・・1位
【2018年/高校2年生】
全国高校駅伝(5区)・・・5位
【2019年/高校3年生】
全国高校駅伝(1区)・・・7位
【2020年/大学1年生】
全日本大学駅伝(3区)・・・※区間5位/34分07秒
箱根駅伝(5区)・・・※区間4位/1時間12分44秒
【2021年/大学2年生】
箱根駅伝(8区)・・・4位《※区間18位/1時間07分47秒》
【2022年/大学3年生】
箱根駅伝(8区)・・・19位《※区間3位/1時間01分00秒》
出雲駅伝(6区)・・・1位《※区間賞/29分21秒》
【2023年/大学4年生】
箱根駅伝(4区)・・・3位
出雲駅伝(6区)・・・1位《※区間賞/29分00秒》
経験を重ねるごとに、すごく成績を上げてきている印象だね。
本当だね、これからもさらに飛躍しそうな予感がするね。
大学3大駅伝出場歴
第55回全日本大学駅伝で7区を走ります。
学年 | 大会名 | 区間成績 | 区間記録(タイム) |
大学1年生(2020年度) | 出雲駅伝 | ー | ー |
大学1年生(2020年度) | 全日本大学駅伝 | 3区5位 | 34分07秒 |
大学1年生(2020年度) | 箱根駅伝 | 5区4位 | 1時間12分44秒 |
大学2年生(2021年度) | 出雲駅伝 | ー | ー |
大学2年生(2021年度) | 全日本大学駅伝 | ー | ー |
大学2年生(2021年度) | 箱根駅伝 | 8区18位 | 1時間07分47秒 |
大学3年生(2022年度) | 出雲駅伝 | 6区1位 | 29分21秒 |
大学3年生(2022年度) | 全日本大学駅伝 | ー | ー |
大学3年生(2022年度) | 箱根駅伝 | 4区3位 | 1時間01分00秒 |
大学4年生(2023年度) | 出雲駅伝 | 6区1位 | 29分00秒 |
大学4年生(2023年度) | 全日本大学駅伝 | 7区3位 | 51分13秒 |
大学4年生(2023年度) | 箱根駅伝 |
まとめ
ここまで鈴木芽吹さんの成績や進路などについて、色々と書いてきましたがいかがでしたでしょうか?
最後にまとめると…
・駒澤大学を選んだ理由は、田澤廉さんと大八木監督がいたから
・2021年10月に右大腿部疲労骨折をし、2022年10月10日の出雲駅伝で完全復帰
・就職先は、トヨタ自動車(株)田原工場である(陸上長距離部に配属の可能性あり)
・高校から大学になって成績もグンと伸びてきている
このようになります。
疲労骨折などの怪我で欠場など乗り越えられなければならない壁もあった鈴木芽吹さんですが、現在ではさらに飛躍しようという前向きに頑張る姿が印象的でかっこいいですよね。
【2023年11月5日新着情報】
全日本大学駅伝で7区を走り、51分13秒で区間3位でした。
これから先、トヨタ自動車(株)に就職した後も活躍が楽しみな選手ですので、引き続き応援したいと思います。