映画【渇水】のロケ地9ヶ所ご紹介!評価やみんなの感想も!

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1990年に文學界新人賞を受賞して芥川賞候補にもあがった、河林満さんの小説【渇水】が30年越しの映画化となり話題ですよね。

この映画は、ネグレクトや貧困などの現代においても社会問題となっている事を描いており、観るものに訴えかけてくるような内容となっています。

ヒューマンドラマも繊細に描かれているので、今のこの社会に必要な映画と言えるでしょう。

今回のこの記事では…

・渇水(映画)のロケ地はどこなの?それぞれのシーン別にまとめ
・渇水(映画)を観たみんなの感想や評価はどんな感じ?

このようなことについてまとめていきたいと思います。

渇水(映画)を見てロケ地が気になった方や、これから渇水(映画)を観ようとしている人もぜひ、この記事を最後まで読んで参考にしていただけると幸いです。

目次

渇水(映画)のロケ地はどこ?

渇水(映画)のロケ地は、群馬を中心に栃木県や埼玉県など他の地域もありここでは8ヶ所のロケ地をご紹介していきます。

ロケ地①
群馬県前橋市の水道庁舎

ロケ地②
群馬県前橋市の弁天通り

ロケ地③
群馬県前橋市のオリオン通り

ロケ地④
群馬県前橋市の今万人珈琲

ロケ地⑤
ひまわり畑は熊谷市小島の「遠藤ファーム」

ロケ地⑥
群馬県みどり市にある大間々の「双葉食堂」

ロケ地⑦
栃木県足利市の「旧足利西高校」

ロケ地⑧
茨城県筑西市の「スーパーツカダ」

ロケ地⑨
静岡県裾野市「旧市立水泳場」

私自身、好きな映画のロケ地はかなり気になりますし足を運んで、より映画の世界観に浸りたいタイプです♪

「キャストの皆さんがここにきて、あのシーンを撮ったんだなぁ。」など、思いを馳せながら巡ってください♪

ロケ地① 群馬県前橋市の水道庁舎

岩切が務める水道庁舎として、群馬県前橋市の水道庁舎が使われた場所です。

画像引用:Twitter

映画の主人公である岩切は、水道局員として働いています。

水道料金を滞納している家庭をまわって水道を停止するという役どころです。

ライフラインの水を停めるという事は、精神的にキツイ役回りの職業ですね。

本物の水道庁舎なので、映画にもリアリティが増しますよね。

普段はあまり中に入ることはない場所です。

画像引用:Twitter

群馬県前橋市の水道庁舎の玄関近くには自販機があり、冷たくて美味しい”前橋の天然水”というおいしいお水も販売しています。

また、この水道庁舎近くには敷島公園という公園があってシーズンになるとバラ祭りも開催しています。

もしロケ地巡りするなら、この自動販売機のお水はぜひとも味わってみたいですよね。

住所:群馬県前橋市岩神町3丁目13

ロケ地② 群馬県前橋市の弁天通り

続いてのロケ地は、群馬県前橋市の弁天通りです。

画像引用:Twitter

上記の写真を確認すると、「わがじゃん」という店の隣を使って撮影しています。

画像引用:前橋フィルムコミッション

普段の弁天通りは、こんな感じで、古き良き商店街って感じでエモい雰囲気がたっぷりです。

ロケに使われた店舗は、

画像引用:弁天通商店街

この案内図を見ると、「セキネ」という名前の店舗が使われていました。

セキネという店舗は、傘・日傘・レインコートなどを取り扱う雨具専門店で、渇水という映画には必要な場所かもしれませんね。

住所:群馬県前橋市千代田町3

ロケ地③ 群馬県前橋市のオリオン通り

続いては群馬県前橋市のオリオン通りです。

画像引用:前橋フィルムコミッション

このオリオン通りは、先ほど紹介した弁天通りと近い場所にあります。

画像引用:前橋中心商店街協同組合

前橋の中心街には、こんなに商店街があるんですね。

オリオン通りと弁天通りは繋がっているようなので、同時に観光することができますよ。

住所:群馬県前橋市千代田町4

ロケ地④ 群馬県前橋市の今万人珈琲

続いては、群馬県前橋市の今万人珈琲です。

画像引用:食べログ

今まで紹介してきた商店街とはまた違う雰囲気で、懐かしいというよりはモダンで落ち着いた雰囲気のおしゃれなカフェです♪

住所:群馬県前橋市上小出町3-12-2

ロケ地⑤ ひまわり畑は熊谷市小島の「遠藤ファーム」

遠藤ファームはロケ地でなくとも、フォトスポットとして最高なのではないでしょうか?

画像引用:Twitter

一面に咲いているひまわりが、とっても印象的なシーンですね。

このひまわりの本数の多さに、圧倒されてしまいます♡

このシーンに使われたひまわり畑は、

熊谷市小島の「遠藤ファーム」

クランクアップに使われた場所です。

全体的な景色はこちら

画像引用:Twitter

周りに高い建物がなく、都会の喧騒から離れたのどかな町ですね。

このひまわり畑には、監督を務めた髙橋正弥さんのこだわりがつまっています。

この遠藤ファームでは、農家の方が野菜やはちみつを作っています。

野菜を収穫した後には、春は、初夏はクローバー、夏はひまわりと四季折々の景色を楽しむことができます。

くま

はちみつは、花によって味も香りも全然違うんだよ。

お花畑は無料で開放しているので、素敵な写真も撮り放題です♪

ちなみに、このひまわり畑は迷路にもなっていますので足を運んだ際にはぜひ挑戦してみてくださいね。

住所:埼玉県熊谷市妻沼小島2737
電話番号:0276-38-1585

※ひまわりの開花時期などのお問い合わせは受け付けていませんのでお控えください。
ひまわりが満開になった頃に行きたいという方は、遠藤ファームのInstagramをチェックしてください。

ロケ地⑥ 群馬県みどり市にある大間々の「双葉食堂」

エプロン姿で「双葉食堂」の前に立っているので、岩切の妻の勤め先として使用された食堂だと推測します。

画像引用:Twitter

岩切の妻と双葉食堂ってすごくしっくりきます。

演者さんたちのひとコマの表情だけでも素敵なお店だという事が分かりますね。

画像引用:Twitter

この双葉食堂では、ホルモン焼きのほかにもチャーシューメンなども提供しています。

味も抜群なで、訪れた方たちは美味しすぎると絶賛していました。

しかも、かなりお値打ちな値段です。

ロケ地に訪れた際には、腹ごしらえはここに決まりですね。

住所:群馬県みどり市大間々町大間々1146
電話番号:0277-72-2660
営業時間:11:00~20:00

ロケ地⑦ 栃木県足利市の「旧足利西高校」

画像引用:Twitter

続いて、映画の中でのキーパーソンとも言えるであろう幼い姉妹が映っているのは、栃木県足利市の「旧足利西高校」です。

ここは積極的にロケ地支援をしている場所で、ロケ作品は100作品になるほどに有名な場所です。

映画撮影のほかにも、CMやドラマ、MVなども撮影されています。

画像引用:あしかがフィルムコミッション

住所:栃木県足利市大前町103-11

ロケ地⑧ 茨城県筑西市の「スーパーツカダ」

続いては、茨城県筑西市にあるスーパーツカダです。

画像引用:Twitter

ここは地域に根付いたスーパーで、地元民にとってはライフラインになっているお店でしょう。

焼き芋や干し芋が有名で、とても美味しいと評判ですよ。

住所:茨城県筑西市黒子201
電話番号:0296-37-6802
営業時間:9:30~20:00

ロケ地⑨ 静岡県裾野市「旧市立水泳場」

昭和37年に開場した裾野市立水泳場は、現在は廃止になっているため、「旧市立水泳場」です。

廃止理由としては、施設の劣化や台風などの自然災害による損傷が主な原因です。

また大プールの漏水なども影響しており、運営をしていくことが困難になり、令和2年12月に廃止が決定しました。

〒410-1102 静岡県裾野市深良435 生涯学習センター1階
電話:055-992-6900

渇水(映画)のみんなの感想や評価

ここからは、渇水(映画)を観た方の感想や評価をまとめていきたいと思います。

かなり社会問題を取り上げた映画なので、観る人によって評価や感想が分かれそうです。

個人的に、シリアスな映画はとっても好きなので他の方の感想や評価は気になります。

映画【渇水】みんなの感想

派手な映画ではないですが、人物描写がとても繊細に描かれていてリアリティーを感じました。特に主人公の岩切の孤独さは考えさせられた。

ところどころ、はっきりとしなくてモヤモヤしたりもしましたが、映像がとにかく良かったと感じました。それから子役の子のお姉ちゃん役の子はすごくいい演技だったと思います。

もし、実際にこの映画のような水不足になったら辛いな、と思いつつ見ていました。途中に出てくるシーンでは少しファンタジーっぽくなって、ちょっと引っ掛かりました。

登場人物たちの様々な想いが錯綜しています。
それでいて、淡々と話しは進んでいくイメージですが、それだからこそ現実味があり、とても心に残る作品でした。
観終わった後も、じっくり考えさせる良い映画でした。

個人的にですが、演出があまり趣味ではなかったです。
現実にはあまり使わないであろう言葉もありました。
ただ、演者さんたちの演技はさすがとしか言いようがないですね。

映画【渇水】の評価

続いて、映画【渇水】の評価は、

☆5満点中、☆3.5
※映画.com調べ

この結果は2023年6月7日時点の評価です。

渇水(映画)の公開日は2023年6月2日ですので、これから評価は変化していくと考えられます

また、注目作品ランキングでは10位となっているので関心の高い作品だと言えますね。

プロデュースは、「凶悪」や「孤狼の血」などかなりインパクトのある映画の白石和彌監督です。

個人的にすごく好きな監督なので、今回が初プロデュースというだけあって期待も高まりました。

そして岩井俊二監督作や宮藤官九郎監督作で助監督をやってきた高橋正弥監督です。

経験豊富な二人が作り上げた渇水、ぜひとも気になる方は映画館に足を運んで、ロケ地巡りをして思いを馳せてみてはいかがでしょうか?

夏を目の前にした今こそ、この作品はぜひ見てほしいです。

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